元
脳卒中など心血管疾患(CVD)死亡率はコロナウイルス疾患2019(COVID-19)パンデミック初期の数年間に増加したが、この傾向が2022年になっても持続しているかどうかは不明である。
そこで、2010年から2022年までのCVD死亡率の経時的傾向を解析し、2020年から2022年までのCVD超過死亡を推定してみたそうな。
National Vital Statistics Systemの全国死亡率データを用いて、35歳以上の成人の死亡を、CVD、心臓病、脳卒中、の国際疾病コード別に分類した。
10万人当たりのCVD年齢調整死亡率の傾向を明らかにし、2020年から2022年までのCVD超過死亡数を推定した。
次のようになった。
・2010年から2022年の間に、10,951,403人のCVD死亡が発生した(心臓病75.6%、脳卒中16.9%)。
・全国のCVD年齢調整死亡率は2010年から2019年にかけて8.9%減少し(10万人当たり456.6から416.0)、その後2019年から2022年にかけて9.3%増加して10万人当たり454.5となり、2010年の水準(10万人当たり456.7)に逆戻りした。
・2020年から2022年にかけて、228,524人の超過CVD死亡が発生した。これは2010年から2019年までの傾向から予想されるCVD死亡よりも9.0%多かった。
・結果はCVDサブタイプや人口サブグループによって異なった。
公衆衛生上の緊急事態が安定化したにもかかわらず、脳卒中など心血管疾患死亡率の減少傾向は2020年に反転し、2022年も高いままだった、
というおはなし。
感想:
日本ではすでに、広島と長崎の原爆および東京大空襲の犠牲者をぜんぶ足した数を上回る人々が、いつもよりおおく亡くなっている↓。この勢いはいまも衰えていない。
「日本の99.9%以上の医師は、新型コロナウイルスのワクチンを少なくとも黙認した。これは後世に語り継がれるべき事実である。
当時の医師は、地域の人々から厚い信頼を寄せられ、また彼らの中には家庭で立派な親である者もいた。」edited by
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