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急性脳梗塞は、世界的に多くの人々に影響を及ぼす疾患で、特に心房細動(AF)がある患者ではそのリスクが高い。
二次(再発)予防として抗凝固療法が推奨されるが、出血リスクの懸念から実際の臨床での使用は限られており、代わりに抗血小板療法を選択することがすくなくない。
そこで、抗凝固療法と抗血小板療法の効果と安全性を、実際の患者データを使用してくわしくしらべてみたそうな。
2019年1月から2021年12月にかけて、中国の南京ドラムタワー病院で急性脳梗塞と心房細動の診断を受けた431人の患者記録を対象に、抗凝固療法群と抗血小板療法群に分けて365日後まで追跡した。
次のことがわかった。
・解析には400例の適格患者が組み入れられ、抗血小板療法群(n=191)と抗凝固療法群(n=209)に分けられた。
・抗凝固療法を受けた患者は、優れた転帰(mRSスコア0-1)と良好な転帰(mRSスコア0-2)が見られ、全死因死亡率、脳出血、重大な出血のリスクが低かった。
・しかし、脳梗塞の再発や全身性塞栓症のリスクには統計学的に有意な差は見られなかった。
心房細動を有する脳梗塞経験者への抗凝固療法は、抗血小板療法に比べて脳出血や重大な出血が少なく、より良い予後と低い死亡率をもたらす、
というおはなし。
感想:
上のグラフみると、抗血小板療法のmRS=6 死亡相当のバーが抗凝固療法の3倍以上広い。
出血リスクを懸念して血液サラサラ薬を抗血小板薬にしたら、かえって出血しまくりで死んでしまったってこと。
「抗血小板薬」って思っていたよりかなりやばいんじゃね?
「日本の99.9%以上の医師は、新型コロナウイルスのワクチンを少なくとも黙認した。これは後世に語り継がれるべき事実である。
当時の医師は、地域の人々から厚い信頼を寄せられ、また彼らの中には家庭で立派な親である者もいた。」edited by
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