元
中高年者における食事ナトリウム制限(DSR:dietary sodium restriction)と転倒経験の関係をくわしくしらべてみたそうな。
50歳以上の5131人を対象としたTaiwan Longitudinal Study on Aging の8年間の追跡データを解析した。
参加者は、医師から食品からのナトリウム摂取を減らすように言われたかどうか、また過去1年間に転倒経験があるかどうかを回答するよう求められた。
次のようになった。
・DSRのある人は、DSRのない人に比べて転倒リスクが高かった。
・この効果は、脳卒中の既往のある人によりおおくみられた。
・医師からナトリウム摂取量を減らすように言われた人は、期せずして体重が減る傾向があり、1人で2~3フロアぶんの階段を上るのが困難であった。
・DSRの期間により、これらの反応に有意な差が見られた。
食事からのナトリウム制限は、中高年者、特に脳卒中既往者における転倒の可能性の増大とあきらかに関連していた、
というおはなし。
感想:
減塩すると気力や体力が衰えて、腎臓も痛める。
減塩をやめてから体調がすこぶる良い。
しっかり味のついた料理はうまい。
そばやラーメンのスープは努めて飲み干す。
この夏は塩をたっぷり溶いた経口補水液をつくってごくごく飲んだ。
減塩は命を脅かす↓
AI『過度な減塩が体にもたらす影響については多くの研究が行われていますが、全ての人に同じ影響が出るわけではありません。一般的に考えられる影響には以下のようなものがあります。
1. 血圧の低下
塩分が少なくなると血圧が低下する可能性があります。一般に塩分の摂取が多いと血圧が上がるとされていますが、逆もまた真です。
2. 電解質の不均衡
ナトリウムやクロリドイオンが不足することで、細胞の働きや神経伝達に影響を与える可能性があります。
3. ホルモンの変動
塩分の摂取が少ないと、腎臓でのアルドステロンやレニンの分泌が増加し、腎臓に負担となる可能性があります。
4. 腎臓への影響
過度な減塩が腎臓に与える影響も指摘されています。特に、塩分が少なすぎると腎臓への血流量も低下し、腎臓の機能が低下する可能性があります。
5. 能力低下と疲労
塩は筋肉の収縮や神経伝達に関与しています。そのため、塩分が不足すると体力や集中力が低下することも報告されています。
6. 摂食障害のリスク
塩分摂取が過度に低下すると、食事に対する満足度が低くなる可能性があり、これが摂食障害につながるリスクも考えられます。
7. 心血管疾患
一部の研究では、極端に低い塩分摂取が心血管疾患のリスクを高める可能性も指摘されていますが、この点については研究が分かれています。
以上のように、過度な減塩は多くの健康上のリスクを伴う可能性があります。ただし、これらはあくまで一般的な傾向であり、個々の健康状態や生活習慣によって影響は異なる可能性があります。健康に関する決定をする際には、医師や栄養士などの専門家と相談することが重要です。』