元
高齢者の慢性疾患は増加しており、これは高齢化の加速と相関している。
進化するインターネット技術は、加速する高齢化プロセスにおける慢性疾患の予防や介入に役立つ可能性がある。
しかし、日常的なインターネット利用が脳卒中などの慢性疾患の罹患率に与える影響についてはよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。
45歳以上の中国人住民を対象とした調査であるChina Health and Retirement Longitudinal Study(CHARLS)の参加者を対象とし、8年間のデータを評価した。
インターネットの利用頻度は自己報告データを用いた。
次のようになった。
・解析の対象となった20113人の参加者において、インターネット利用は2011年から2018年の間に2%から12.3%へと有意に増加した。
・健康行動で調整したのち、日常的なインターネット利用と以下の慢性疾患の発症率の低下との間に統計学的に有意な関係が認められた:
脳卒中リスク0.69倍、高血圧リスク0.78倍、消化器疾患リスク0.73倍、関節炎またはリウマチリスク0.60倍、
・インターネット利用頻度が高くなるにつれて、さらにいくつかの慢性疾患リスクが低下することも示された。
インターネットを利用している中高年は、利用していない人に比べて脳卒中などの慢性疾患リスクが低下することがわかった、
というおはなし。
感想:
逆にいうと、ネット以外の主流メディアたとえばテレビや新聞、書籍を情報源としているとますます不健康になるってこと。
なるほど、ネットがなかったらワク打ってたかもしれんし、、