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コロナウイルス感染症のワクチン接種により、まれに重篤な脳静脈血栓症がおきることが報告されている。
しかし動脈の閉塞による脳梗塞についてはほとんどデータがない。
そこで、イタリアのクレモナ地区でのワクチン接種直後に発生した脳梗塞の特徴をくわしくしらべてみたそうな。
2021年2月から7月までに入院したワクチン接種後4週間以内の脳梗塞患者すべての記録を、同時期に入院したそれ以外の脳梗塞患者全員と比較した。
次のことがわかった。
・脳梗塞患者153人のうち、ワクチン接種後4週間以内の患者は16人(10.5%)だった。
・75%が1回目接種直後、残りは2回目のあとだった。
・脳梗塞の種類は、心塞栓性37.5%、ラクナ梗塞37.5%、アテローム血栓性12.5%だった。
・93.8%がファイザー社ワクチンで、残りはアストラゼネカ社のそれだった。
・25%に血栓溶解療法または血栓除去術が施された。
・発症直前4週間にワクチン接種をしていなかった137人と比較して、患者、症状、検査数値にあきらかな違いは認められなかった。
脳梗塞の10人に1人がコロナワクチン接種後4週間以内の患者だった、
というおはなし。
感想:
打ってすぐの被害でこのハイレベル。
接種した6時間後にはmRNAが逆転写されてゲノムDNAに組み込まれることが、さいきんあきらかになったという。
中長期の影響はまったくわかっていないから8割の国民が打った今後、いったいなにが起きるのか目が離せない。