元
COVID-19へのワクチン接種後に、まれではあるが脳静脈血栓症が報告されている。
これは ワクチン誘導性免疫性 血栓性血小板減少症(Vaccin-induced immune thrombotic thrombocytopenia:VITT)とも呼ばれる。
アストラゼネカのワクチンChAdOx1 nCoV-19の接種後に、脳の動脈域に広く壊滅的な損傷をもたらしたVITTの患者2例があったそうな。
・患者1は、57歳女性で、ワクチン初回接種から9日後に右中大脳動脈閉塞による片麻痺で入院した。
・血小板減少症が認められ、血栓除去術が連続で2度おこなわれた。
・さらに12時間後に再閉塞して広範な梗塞が生じ、減圧開頭術がおこなわれた。
・免疫グロブリン静注により血小板数は一時的に増加に転じたが、
・11日時点では急性呼吸窮迫症候群で危篤状態にある。
・患者2は、55歳女性で、ワクチン初回接種の7日後に腹痛で入院した。
・D-ダイマー高値と軽度の血小板減少が認められた。
・その日の午後に、右半身麻痺と全身痙攣がおき、気管挿管をおこなった。
・右内頚動脈端と左中大脳動脈が閉塞し、両脳半球に巨大な梗塞が生じた。
というおはなし。
感想:
アストラゼネカのそれは日本でも使用されるようになるみたいなので、SNS上のさらなるにぎわいが予想される。↓
近しい者の病気や不審死をつぶやく人は実際には100人に1人もいないから、投稿ひとつひとつの重みが、
こちらのニュース↓にも匹敵すると考える。
その後