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2020年12月31日

JAHA誌:うんこに混じる血は脳梗塞の予兆

2020  12月  韓国


便中の潜血ヘモグロビンを評価する方法として、糞便グアヤック検査にくらべ感度の高い免疫便潜血検査(fecal immunochemical test:FIT)が大腸がんスクリーニングによく用いられているが、その臨床的意義についての研究はすくない。

そこで、脳卒中や心筋梗塞など心血管疾患とFITとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年12月30日

Neurology誌:再発予防薬をやめてしまうパターン

2020  12月  オーストラリア


脳卒中やTIAで退院した患者が、再発予防のための薬をやめてしまうパターンについて、くわしくしらべてみたそうな。

2020年12月29日

作業療法の時間と認知機能

2020  12月  アメリカ


脳卒中後の認知機能障害は非常におおく、77%の患者が少なくとも2つの認知ドメインに障害をもっているという。

そこで、脳卒中でリハビリ入院中の患者について、1日のセラピー時間と認知機能の回復との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年12月28日

脳梗塞患者での腸内細菌の変化

2020  6月  中国

脳梗塞患者の腸内細菌の多様性の乱れ(ディスバイオシス)と臨床的意味についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年12月27日

歩行ペースと脳卒中リスクの関係

2020  12月  中国


歩行ペースが脳卒中リスクとどの程度関連しているかはいまだあきらかになっていないので、これまでの研究のメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年12月26日

Neurology誌:遠隔虚血ポストコンディショニングの実績

2020  12月  中国


遠隔虚血ポストコンディショニング(remote ischemic postconditioning:RIPC)はターゲットとする臓器から離れた部位を一時的に虚血にすることで、たとえば脳卒中後の脳ダメージを抑える効果が期待できる。

これまで脳卒中への臨床応用として、血栓溶解治療後の1セッションのみのRIPC報告はあった。しかしRIPCを繰り返し適用した研究はまだなかったので実験してみたそうな。

2020年12月24日

Hypertension誌:両腕の収縮期血圧差と死亡リスク

2020  12月  イギリス


高血圧ガイドラインでは、左右両腕の血圧を測ることをすすめている。左右の血圧の差(interarm BP differences:IAD)は心血管リスクと関連があることがわかっており、収縮期のIADが10mmHg以上は高血圧症の11%、一般人の4%に見られるという。

そこでIADと死亡率との関連を調べるためにメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年12月23日

新型コロナから脳卒中の死亡率

2020  12月  シンガポール


新型コロナウイルス疾患COVID-19は呼吸器のみならず、全身、血管内膜の炎症や血栓症を引き起こす。

その結果、腎機能障害や肝炎、さらに 頭痛、臭覚障害、脳炎、脳卒中といった神経性合併症が生じる。

そこで、COVID-19の合併症としての脳卒中を発症した患者の疫学的特徴、臨床経過、転帰についてシステマティックレビューをこころみたそうな。

2020年12月22日

くも膜下出血でもパンデミックだからと病院行かない日数

2020  12月  フランス


COVID-19パンデミックにより、心筋梗塞や脳卒中患者の足が病院から遠のいているという報告がある。

またさいきんは、くも膜下出血の患者が以前よりも重症化した状態で運ばれてくるという実感もある。

その理由を探るべく、フランスのリール大学病院での2020年のくも膜下出血患者についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年12月21日

抗凝固薬で起きる脳内出血のトレンド

2020  12月  スペイン


脳内出血は脳卒中全体の8-15%を占め、年間10万人あたり10-20人に起きる。

脳内出血全体の13.6%はビタミンK拮抗型の抗凝固薬に由来するという。
抗凝固薬使用者の脳内出血リスクは非使用者の7-10倍とする報告もある。

近年、心房細動患者の増加を5倍以上うわまわるペースで抗凝固薬の処方が増えている。

そこで、抗凝固薬由来の脳内出血のトレンドをスペインでくわしくしらべてみたそうな。

2020年12月20日

脳梗塞ときの頭痛こんな感じ

2020  12月  ロシア


脳梗塞の発症に際し 7.4-34%が頭痛を経験するという。

しかしそれらの頭痛が脳梗塞が原因で起きたかどうかについてはあきらかになっていないので、対照群をもちいてくわしくしらべてみたそうな。

2020年12月19日

脳卒中予防にはベジタリアンよりもフィッシュイーター

2020  12月  イギリス


ベジタリアン(菜食主義)などの食生活タイプ別に、心血管疾患(脳卒中、心筋梗塞など)の発生 死亡リスクをUKバイオバンクのデータをもちいてくらべてみたそうな。

2020年12月18日

日本人女性が肉を食べるべき脳卒中的根拠

2020  12月  日本


主なタンパク源である食肉の日本人1人あたりの年間摂取量はアメリカと比較して 123kg vs. 46kg でおよそ3分の1である。

1970→2006年に日本人の動物性タンパク質や脂肪の摂取量は2倍になった。

食肉摂取量がふえると脳卒中や心臓病などの心血管疾患やがんになる危険性が高まるとする報告がおおくあるが、

日本人についてはよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年12月17日

COVID-19を有する脳梗塞の転帰

2020  12月  アメリカ


コロナウイルス疾患2019(COVID-19)にかかっている脳梗塞患者の転帰についての研究は、いずれもサンプルサイズが小さいものばかりだったので 大規模にしらべてみたそうな。

2020年12月16日

死にたいと考えている脳卒中経験者の割合

2020  11月  中国


脳卒中経験者が死にたいと考え自殺へ思い巡らすこと、いわゆる「自殺念慮」(suicidal ideation)を抱く割合についての研究がいくつかあるが、

それらのメタアナリシスはすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年12月15日

Neurology誌:新型コロナ脳卒中の特徴

2020  12月  カナダ


新型コロナウイルス疾患2019(COVID-19)患者に発生する脳卒中の特徴をあきらかにするべく、システマティックレビューをこころみたそうな。

2020年12月14日

脳卒中を防ぐコーヒーの量

2020  11月  中国


脳卒中リスクとコーヒー摂取の関連についてはいまだ明らかになっていないので、メタアナリシスをこころみたそうな。

2020年12月13日

抗血小板薬 あたまぶつけると脳出血

2020  11月  アメリカ


抗血小板薬は心血管治療にますます用いられるようになってきている。

頭部外傷を受けた患者における急性および遅発性の頭蓋内出血のリスクについては、これまで限られた研究しかおこなわれてこなかった。

そこで、抗血小板療法を受けている患者での頭蓋内出血のリスクと関連因子についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年12月12日

Stroke誌:新型コロナで脳梗塞治療が遅れる?

2020  11月  アメリカ


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは、医療にかつてないパラダイムシフトをもたらした。

そこで、COVID-19パンデミックが脳卒中治療の遅れに影響している可能性についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年12月11日

原因のよくわからない脳梗塞の割合

2020  10月  アメリカ


病気の原因がよくわからない脳梗塞いわゆる潜因性脳梗塞(cryptogenic stroke:CS)は、これまでの研究から脳梗塞全体の25-40%を占めるとされてきた。

アメリカ全体でのCSの調査はほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年12月10日

Stroke誌:脳卒中患者のCOVID-19陽性率 ニューヨーク

2020  12月  アメリカ


コロナウイルス疾患(COVID-19)は、脳卒中などの血栓性イベントの発生率増加と関連している。

しかし脳卒中になったCOVID-19患者の特徴や転帰についてはよくわかっていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2020年12月9日

Neurology誌:がん患者の脳卒中リスク

2020  12月  中国


過去の研究では、がん患者は脳卒中リスクが比較的高いことを示唆している。

これをたしかめるべく、メタアナリシスをこころみたそうな。

2020年12月8日

高齢くも膜下出血の長期自立度

2020  12月  アメリカ


高齢者はくも膜下出血からの回復不良リスクが高いと考えられている。

そこで くも膜下出血後の機能的自立度を、高齢者と若年者で比較し、コイルとクリップについてもくわしくしらべてみたそうな。

2020年12月7日

胎児期の大飢饉とのちの脳梗塞リスク

2020  12月  中国


これまでの研究では、幼少期の栄養不良と高ストレスへの暴露がのちの高血圧、糖尿病、高脂血症、メタボリックシンドロームのリスク要因となることがわかっている。

そこで、脳梗塞との関係をたしかめるべく、1959-1961年の中国での大飢饉への胎児期での暴露との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年12月6日

マルファン症候群は動脈瘤ができやすい?

2020  12月  韓国


頭蓋内動脈瘤の形成の仕組みはよくわかっていない。

染色体異常により結合組織の弾力性が失われる「マルファン症候群」は頭蓋内動脈瘤のリスク因子であるとするガイドラインがある。

しかしマルファン症候群における頭蓋内動脈瘤の有病率についての研究はきわめて少ないので、くわしくしらべてみたそうな。

2020年12月5日

最重症の上肢麻痺に効くメンタルプラクティスとは

2020  10月  イギリス


脳卒中後の上肢麻痺患者へのメンタルプラクティスの有効性と、いつどのように実施するべきかを明らかにすることを目的にシステマティックレビューとメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年12月4日

COVID-19の性差 なぜ男性は弱いのか?

2020  11月  イタリア


COVID-19の発生は世界的な公衆衛生上の問題であり、社会生活のほとんどの側面に深刻な影響を与えている。

多くの研究により、COVID-19患者の転帰における性差が示唆されているが、これは主にウイルス感染のメカニズム、ウイルスに対する免疫反応、炎症亢進、および全身合併症、特に血栓塞栓症の発生によるものである。

これらの違いは、高齢のCOVID-19患者において より顕著に現れるようである。

疫学的には COVID-19の重症度と転帰の性差が報告されている。ウイルスへの感染率は男女ともに同様に思われるが、年齢層に関係なく、女性の方が男性よりも好ましい経過をたどっている。

アンドロゲンやエストロゲンを含む性ホルモンは、ウイルスの侵入や負荷に影響を与えるだけでなく、COVID-19の臨床症状、合併症、そして最終的には転帰にも影響を与える可能性がある。

そこで、COVID-19への感受性および転帰の性差に関する文献、およびその根拠となりうる病態生理学的または分子機構の基礎となる文献を包括的にまとめてみたそうな。

2020年12月3日

脂質レベルと脳出血リスクの用量関係

2020  10月  中国


脳出血(Hemorrhagic stroke)は世界中で健康被害をもたらし、社会的 経済的におおきな負担になっている。

脂質(コレステロールや中性脂肪)レベルが脳出血におよぼす影響についてはおおくの研究であきらかにされているが、その結論には一貫性がなかった。

そこで、脂質レベルと脳出血の関係を評価するために用量反応メタアナリシスをこころみたそうな。

2020年12月2日

脳卒中のあと座りっぱなしだと血糖あがる?

2020  11月  ノルウェー


座りっぱなし(Sedentary behaviour)は血管疾患のリスク因子であり、脳卒中患者はとくに座位の時間が長い。

座位行動の結果としての血糖値との関連はあきらかになっていないので、脳卒中経験者について長期の関連性をしらべてみたそうな。

2020年12月1日

シータ波対称性と上肢機能障害

2020  11月  オランダ


脳卒中による半球損傷は脳波のとくにデルタ波およびシータ波の変化に反映されるとする報告がある。

そこで、脳卒中後の早い時期に記録された安静時脳波の左右対称性から、6ヶ月後の上肢機能スコア上の運動障害を予測できるかどうかを検証してみたそうな。

2020年11月30日

新型コロナウイルスと脳卒中のメタアナリシス

2020  11月  カナダ


2019年12月に重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)が中国の武漢で報告された。

そして2020年3月11日にWHOが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックを宣言した。

さいきんではSARS-CoV-2による脳血管イベントのリスク増加が報告されているいっぽう、COVID-19パンデミックによる脳卒中入院数の減少も懸念されている。

これらを検証するべくシステマティックレビューとメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年11月29日

身体活動レベルと脳卒中発症年齢

2020  11月  イラン


脳卒中患者における発症前の身体活動レベルと長期予後との関連についての研究はおおくないので、くわしくしらべてみたそうな。

2020年11月28日

セラピストからみた「片麻痺の肩の痛み」

2020  8月  イギリス


片麻痺の肩の痛み(hemiplegic shoulder pain:HSP)は、脳卒中から6ヶ月以内におよそ3分の1の患者に見られるという。

その原因は、麻痺、痙縮、感覚異常、神経性疼痛、亜脱臼、腱板裂傷、筋肉のアンバランス、肩甲骨のズレ、など多岐にわたると考えられている。

そこで、セラピストによるHSPの評価、治療、管理方法について彼らにオンライン調査をおこなってみたそうな。

2020年11月27日

亜急性期の視空間機能が良いと10年後「疲労」

2020  11月  スウェーデン


疲労(fatigue)は脳卒中経験者の間で一般的であり、重大な悪影響を及ぼす。

しかし脳卒中後の疲労と認知 生理学的パラメータとの関連について、長期的な傾向はよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月25日

パートナーとの死別後の脳梗塞と 脳内出血

2020  11月  デンマーク


ストレスが脳卒中の引き金になることが報告されている。愛する人の死は非常におおきなストレスになる可能性がある。

しかしこれまでの研究では、死別が脳卒中リスクと関連しているかどうかについて相反する知見が得られている。これはおそらく脳梗塞と脳内出血の区別が不十分であるためと考えられる。

そこで、全国レベルの高品質データベースを用いて死別と脳梗塞および脳内出血との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月24日

脳梗塞後のがんの頻度と予測因子

2020  11月  カナダ


脳梗塞はがんの合併症として一般的であり、不顕性がんの最初の症状として現れることもある。

がん特有の血液の凝固亢進と炎症がその原因と考えられている。

しかし脳梗塞後のがん検診の必要性については考えた方が一貫していないので、これまでの研究をまとめてみたそうな。

2020年11月23日

前兆あり片頭痛で脳梗塞になる理由

2020  11月  フランス


片頭痛は脳梗塞リスクの増加と関連している。

この関連は前兆(閃輝暗点)があると強く、男性よりも女性で、そして若い場合にも顕著である。

しかしそのメカニズムについてはよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月22日

ホームレスの脳卒中率 大規模調査

2020  11月  イギリス


ホームレスの心血管疾患リスクは一般人よりも高い。

しかし集団ベースの研究はまだないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月21日

減塩を極めると心房細動になる

2020  11月  スウェーデン


心房細動があると脳卒中リスクは5倍、総死亡リスクが2倍になるという。

高血圧は心房細動の合併症でありまえぶれでもあると考えられている。そして食塩摂取は血圧上昇と関連する。

これまで食塩摂取量と心房細動リスクの関連についての大規模な研究は存在しないのでUKバイオバンクをつかってくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月20日

脳梗塞で動脈瘤がみつかっちゃう割合

2020  10月  タイ


未破裂の頭蓋内動脈瘤は一般人のおよそ3%にみつかる。年齢、性別、遺伝性疾患によって有病率は異なり、動脈硬化性疾患ともリスク因子が重なる。

そこで、脳梗塞患者での頭蓋内動脈瘤の有病率とその予後をくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月19日

脳梗塞と脳内出血を防ぐ食塩の量

2020  11月  アイルランド


脳卒中リスクを抑えるための公衆衛生上の介入として、WHOは1日のナトリウム摂取量2g(食塩5g相当)未満を推奨している。

しかし脳卒中の種類別の予防効果と実行可能性についてはあきらかになっていないので、カリウム摂取量も含めてくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月18日

心房細動患者の障害に占める脳卒中のおおきさ

2020  11月  アメリカ


心房細動は高齢になるほどおおく、60歳以上の25人に1人、80歳以上の10人に1人にみられる。

彼らの長期の機能的な自立と、それに脳卒中が与える影響についてはあきらかになっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月17日

nature.com:日本人の睡眠の質と脳卒中

2020  11月  日本


睡眠時間と脳卒中など心血管疾患との関連をしめす報告がおおくある。しかし一貫した結論は得られていない。

そこで、睡眠の質の主観的指標として 安眠度(restfulness)と心血管疾患との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月16日

両腕トレーニングの脳機能への効果

2020  11月  中国


脳卒中患者の上肢について、両腕トレーニング(BAT)の脳機能測定上の効果を、

通常の運動トレーニングや片腕のみのトレーニング(UAT)と比べた研究のシステマティックレビューをこころみたそうな。

2020年11月15日

[日本人]一人暮らしや夫婦だけの脳梗塞予後

2020  11月  日本


日本人の高齢化にともない一人暮らしまたは配偶者とのみ同居の世帯が増えている。

これらが脳梗塞患者の短期予後に影響するものか、くわしくしらべてみたそうな。

2020年11月14日

リウマチ性疾患のあるくも膜下出血の特徴

2020  11月  日本


くも膜下出血の85%は動脈瘤の破裂により起こる。

リウマチ性疾患では自己免疫のはたらきにより、全身性の炎症がおきて動脈硬化がすすみ破裂のリスクが高まる可能性がある。

しかし、リウマチ性疾患をともなうくも膜下出血の特徴はよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月13日

母親の健康状態が子の脳卒中時期を決める

2020  11月  アメリカ


脳卒中など心血管疾患のリスク因子は親から子に伝わる。

そこで、親の心血管ヘルスと子の心血管疾患発症までの期間との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月12日

軽い脳卒中なのに動脈瘤がある率

2020  11月  イギリス


未破裂の頭蓋内動脈瘤はCTやMRIで偶然みつかることがおおく、成人の約3%に存在する。

しかし、一過性脳虚血発作(TIA)や軽度脳卒中患者での有病率のデータは少ない。

これらはリスク因子が共通しているため二次予防治療による破裂リスクの軽減も期待される。

そこで、TIAや軽度脳卒中患者での未破裂の頭蓋内動脈瘤の有病率と破裂リスクについてくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月11日

腹部大動脈瘤があるときのくも膜下出血発生率

2020  11月  アメリカ


頭蓋内動脈瘤(IA)と腹部大動脈瘤(AAA)には似通ったリスク因子ががあるが、両者の関係についてはほとんど知られていない。

これまでの研究ではAAA患者ではIAの発生率が高いことが示されているが、AAA患者のくも膜下出血の発生率はあきらかになっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月10日

Neurology誌:早期リハビリで患者が亡くなるんよ

Fatal and Nonfatal Events Within 14 days After Early, Intensive Mobilization Poststroke
2020  11月  オーストラリア


超早期リハビリテーションの効果と安全性の臨床試験(AVERT:a very early rehabilitation trial)の新たな解析結果があきらかになったそうな。

2020年11月9日

100%フルーツジュースと脳卒中

2020  11月  イタリア


100%フルーツジュース(100%FJ)は果物そのものよりも食物繊維が少なく、高カロリーになることから脳卒中など心血管疾患との関連が注目されている。

最近の調査では国際的な食事ガイドラインに沿わない結果も得られている。

そこで、100%FJの摂取量と心血管疾患リスクとの関連についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年11月8日

Stroke誌:日本人のラクナ梗塞を防ぐ歩数があきらかに

2020  11月  日本


脳小血管病(ラクナ梗塞や微小脳出血など)は症状のない疾患で加齢にともない増加する。

身体活動が脳小血管病の予防になる可能性がある。

そこで、健康な日本人男性を対象に、1日の歩数と脳小血管病との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月7日

くも膜下出血の死亡者数は脳梗塞よりも多かった

2020  11月  フィンランド


これまで くも膜下出血による死亡者数は脳卒中全体の4%程度にすぎないと考えられてきた。

しかし くも膜下出血死は、病院の外では突然死(心臓死)として扱われることがおおく実際の数はあきらかでなかった。

フィンランドでは1936年よりすべての死因を究明し登録する制度が運用されており、突然死の剖検率は87%におよぶ。

そこで、フィンランドでの死亡原因に占めるくも膜下出血の実際の割合をくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月6日

ロボット支援上肢リハビリ 大規模研究の結果

2020  10月  イギリス


脳卒中後の腕の機能低下はよくあることで、ロボット支援トレーニングはこれを改善できる可能性がある。

その有効性と費用対効果を、集中的上肢リハビリプログラムと通常ケアとで大規模に比較してみたそうな。(RATULSトライアル)

2020年11月5日

肩の痛みに「交代浴」の根拠

2020  10月  トルコ


複合性局所疼痛症候群(CRPS)は脳卒中患者12-28%の上肢にみられ、交感神経機能障害が原因と考えられている。

CRPSの治療には交代浴(温浴と冷浴)が用いられることがあるがエビデンスは限られている。

そこで、脳卒中後のCRPSへの交代浴の効果を交感神経活動の点からくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月4日

軽い打撲で頭蓋内出血する頻度

2020  9月  アメリカ


頭部CTスキャン(CTH)は頭部打撲での初期評価に重要である。

軽い外傷性脳損傷での頭蓋内出血の種類と頻度をくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月3日

COVID-19から脳卒中の頻度 システマティックレビュー

2020  10月  マレーシア


コロナウイルス感染症2019(COVID-19)のアウトブレイクによる壊滅的被害を世界が目の当たりにする中、COVID-19に関する文献も増えてきている。

COVID-19の合併症としての脳卒中の報告も増加している。しかし、これらデータの系統的な評価は行われていない。

そこで、脳卒中とCOVID-19に関連した現在利用可能な疫学的、臨床的、検査データのシステマティックレビューとメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年11月2日

nature.com:起床時脳内出血の頻度

2020  10月  スペイン


睡眠から目覚めたときに脳梗塞に気づく「起床時脳梗塞」は脳梗塞患者の8-25%に見られるという。

いっぽう脳内出血は覚醒中に起きると考えられてきたため「起床時脳内出血」の調査はほとんどない。

そこで、起床時脳内出血の頻度と特徴をくわしくしらべてみたそうな。

2020年11月1日

睡眠時間と脳梗塞の種類別の因果関係

2020  10月  中国


不健康な睡眠習慣と脳梗塞との関連をしめす報告がいくつもあるが、因果関係は不明なままである。

そこで、脳梗塞の種類別に睡眠時間、不眠症、クロノタイプ(朝型 夜型)との因果関係をくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月31日

脳卒中後うつ 脳梗塞と脳内出血のちがい

2020  10月  中国


脳卒中後のうつは脳卒中患者のおよそ3分の1に見られる精神合併症である。しかしそのメカニズムはよくわかっていない。

そこで、脳梗塞と脳内出血とで脳卒中後うつの有病率をくらべてみたそうな。

2020年10月30日

抗凝固薬で大出血 その後

2020  10月  日本


心房細動患者への抗凝固薬は、脳梗塞リスクの低下にはなるが大出血(major bleeding)のリスクを高める可能性がある。

抗凝固薬使用者の「致命的」な大出血頻度は年間0.6%という報告もある。

大出血イベント後の患者の臨床転帰についてはほとんど知られていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2020年10月29日

ボバース療法を選ぶ理由

2020  10月  オーストラリア


脳卒中患者へのボバース療法、とくに成人下肢への効果についてシステマティックレビューをこころみたそうな。

2020年10月28日

社会的貧困と1年生存率

2020  10月  フランス


社会的貧困(Social deprivation)は脳卒中後の回復に影響を及ぼすことが考えられるが、脳卒中の種類や関連因子を多面的に評価した研究はすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月27日

Neurology誌:テレリハビリのほうがずっと効果的

2020  10月  中国


脳卒中患者への12週間の在宅テレリハビリテーションの効果をMRIでの解析もふくめてくわしく検証してみたそうな。

2020年10月26日

Stroke誌:再灌流療法に占める軽症患者

2020  10月  アメリカ


急性脳梗塞患者の半数以上は軽度の障害を負う。

しかし再灌流療法(血栓溶解療法や血栓除去術)に占める軽症患者の割合についての報告は少ないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月25日

3mm以下のくも膜下出血の特徴

2020  10月  韓国


頭蓋内動脈瘤のおおきさが3mm以下の場合、破裂の危険性が低いため通常は治療を行わない。

しかし嚢状で3mm以下の極小動脈瘤(very small intracranial aneurysm:VSIA)の破裂によるくも膜下出血では しばしば重大な神経学的合併症が起きる。

そこで、くも膜下出血患者についてVSIAと非VSIAでの特徴の違いをくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月24日

日本の高齢化とくも膜下出血のサイズトレンド

2020  10月  日本


頭蓋内動脈瘤の破裂サイズの長期トレンドについての研究はすくないので、島根県立中央病院での35年間のデータからくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月23日

脳梗塞のあとの感情認識の障害

2020  9月  オランダ


脳梗塞後の感情認識障害は医師によって見落とされることがおおく、患者が自ら報告することもほとんどない。

しかし、感情認識の障害は復職や生活の質に悪影響を及ぼす。

感情認識障害が脳梗塞のあとにどの程度の頻度で起きるのかはよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月22日

Neurology誌:神経症状のさらなる悪化の頻度

2020  10月  韓国


脳卒中後の神経症状のさらなる悪化(Neurologic Deterioration:ND)については、これまでレトロスペクティブ、特定の脳卒中の種類 治療法、単一施設、少ないサンプルでの調査がおおかった。

そこで、脳梗塞後のNDの発生頻度と時間経過、予測因子、原因、アウトカムについてくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月21日

日本人140万人からわかる5年生存率

2020  9月  日本


日本では脳卒中はいまだに死因の上位にある。

そこで、日本での大規模住民ベースの脳卒中研究データを用いて初回脳卒中後の長期生存率をくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月20日

Stroke誌:消化管障害と脳梗塞

2020  10月  アメリカ


最近の研究では正常な腸内細菌の多様性の変化が動脈硬化や心血管疾患に影響していることが示されている。

多くの消化管疾患が腸内細菌叢の乱れを引き起こすことが知られているが、消化管疾患が続いて脳卒中など心血管疾患に影響するものかはわかっていないので、この関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月19日

Neurology誌:軽い脳梗塞のあとのアジア人の再発

2020  10月  フランス

TIA(一過性脳虚血発作)や軽い脳梗塞を経験したアジア人の5年後を、非アジア人とくらべてみたそうな。

2020年10月18日

玉子が東アジアの脳卒中を防ぐ

2020  9月  中国


玉子の摂取と脳卒中リスクとの関連性について一貫性のない結果がでているため、体系的な定量化をこころみたそうな。

2020年10月17日

脳卒中経験者の連れ合いの死亡率は

2020  10月  スウェーデン


配偶者間での、心血管リスク因子とライフスタイルの一致が糖尿病や高血圧 脳卒中のなりやすさに影響している可能性がある。

つまり、脳卒中経験者の配偶者は死亡率が高いことが予想されるが、まだ確認されてはいないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月16日

脳卒中から10年間の再発率

2020  10月  中国


脳卒中はいまだに死亡や障害のおもな原因であり、再発リスクに関する多数の研究が報告されてはいるが、さいきん10年間の再発リスクの推定値にはばらつきがある。

そこで、今後の二次予防を目的に過去10年間の脳卒中研究から累積再発率をもとめてみたそうな。

2020年10月15日

TIA後の脳梗塞率 50年の傾向 JAMA Neurol.

2020  10月  アメリカ


一過性脳虚血発作(TIA)のあとに脳梗塞がおきやすいことが、過去25年間の研究で幾度も示されており その管理の重要性が注目をあつめている。


そこで、1971-2019のおよそ50年間の研究のメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年10月14日

歯周病と脳卒中との因果関係は?

2020  10月  イギリス


観察研究では歯周病と脳卒中など心血管疾患との関連が報告されているが、因果関係は不明である。

そこで、メンデルランダム化解析をもちいて歯周病が脳卒中、冠動脈疾患、動脈硬化症と因果関係にあるかどうかを検証してみたそうな。

2020年10月13日

うつ病との因果関係

2020  10月  香港


うつ病と脳卒中など心血管疾患は互いに関連しているというが、その関係はあきらかになっていない。

そこで、うつ病の遺伝的素因が脳卒中や心筋梗塞などと「因果関係」があるかどうかをくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月12日

脳ドックの動脈瘤と喫煙との関係

2020  10月  日本


喫煙がくも膜下出血の危険因子であることはよく知られているが、喫煙と未破裂動脈瘤との関連はよくわかっていないので、日本人でくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月11日

震災後の脳卒中発生率の長期傾向

2020  10月  日本


2011年の東日本大震災のあと、脳卒中の発生が一時的に増加したことが報告されているが、長期的影響についてはわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月10日

Stroke誌:コブの破裂は「肥満細胞」のせい

2020  10月  アメリカ


炎症は頭蓋内動脈瘤の病態生理的に重要な要素として考えられるようになった。

いっぽうアレルギー反応をつかさどる肥満細胞(mast cell)は人の頭蓋内動脈瘤組織から検出されており、その存在は壁内の微小出血や壁変性と関連することがわかっている。

そこで、肥満細胞が動脈瘤破裂に果たす役割と治療ターゲットとしての可能性を確かめるべく実験してみたそうな。

2020年10月9日

声楽を聴くと言語回復する理由

2020  10月  フィンランド


これまでの研究では、日常的に音楽を聴くことが脳卒中の回復を助けることが示唆されているが、この効果を促進する刺激および神経のメカニズムについてはほとんど知られていない。

いっぽう 声楽(vocal music)には脳内の広範な両側ネットワークに関与しているという神経画像学的証拠がある。

そこで、声楽が脳卒中後の認知 言語回復や神経可塑性の向上に、器楽(instrumental music)やスピーチよりも効果的であるかどうかを確かめるべく 実験してみたそうな。

2020年10月8日

失語症の早期リハビリ がんばっても効果なし

2020  10月  オーストラリア


脳卒中後の早期に集中的に行う失語症リハビリテーションの効果はあきらかになっていない。

そこで、VERSE試験(Very Early Rehabilitation for SpEech trial)の結果についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月7日

高齢の重症くも膜下出血が回復する条件

2020  9月  日本


高齢者のくも膜下出血で、重症な場合での長期の回復可能性についての報告は少ないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月6日

Neurology誌:脳内出血の部位別のリスク因子

2020  9月  オランダ


脳内出血の致命率は高く、1ヶ月後 40%、12ヶ月後 61%という報告がある。

脳内出血についてのこれまでのレビューやメタアナリシスでは、出血部位ごとにリスク因子との関連を検討した報告は少ないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月5日

高齢者脳卒中の機能回復の現状

2020  10月  フランス


人口増加と高齢化にともない、脳卒中を患う高齢者が増加している。

そこで、住民ベースでこれら高齢患者の現状をくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月4日

脳卒中後のめまいと前庭リハビリテーション

2020  9月  スウェーデン


めまいは初回の脳卒中患者によく見られる。
めまいは自身の健康感に影響し、転倒のリスク因子となる。

「前庭リハビリテーション」はめまい患者に有効であると考えられているが、中枢神経系に原因のあるめまいへの応用は少ない。

そこで、脳卒中患者を対象に前庭リハビリテーションの効果を検証するべくランダム化比較試験をこころみたそうな。

2020年10月3日

軽いくも膜下出血なのに障害が残る理由

2020  9月  カナダ


動脈瘤性のくも膜下出血(aSAH)では重症度の低い患者は回復が良いと考えられるが、そうではない患者もいる。

そこで、重症でないのに回復不良になる aSAH患者の特徴をくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月2日

nature.com:染色体異常と心房細動 脳梗塞

2020  9月  韓国


ダウン症候群(Down Syndrome)、ターナー症候群(Turner Syndrome)、クラインフェルター症候群(Klinefelter Syndrome)はいずれも染色体異常による。

しかしこれらが心房細動や脳梗塞の発症と関連しているかについては情報が乏しいのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年10月1日

Stroke誌:小児のAVMは手術しても復活する

2020  9月  アメリカ


小児は成人に比べて脳動静脈奇形(AVM)の再出現(recurrence)が起きやすいのか?また、このリスクはAVM破裂時の症状と関係があるものか、くわしくしらべてみたそうな。

2020年9月30日

お茶と「因果関係」にある脳梗塞の種類

2020  9月  中国


お茶の摂取と脳卒中リスクとの関連が報告されているがかならずしも一貫性がなく、その関連が交絡因子によるものなのか、逆因果関係によるものなのかはあきらかでない。

そこで、メンデルランダム化解析をもちいて、お茶と脳梗塞リスクに因果関係があるものかをくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月29日

アル中は脳出血が止まらない

2020  9月  アメリカ


外傷性の頭蓋内出血(TICH)は外傷後の脳神経外科診察でもっともよくあるパターンの1つである。

神経症状の悪化、初期血腫の大きさ、骨折の有無、抗凝固薬の使用によっては、頭部CT検査を繰り返すこと(repeat computed tomography of head:RTCH)が勧められている。

しかし慢性的なアルコール使用は、一般的にRTCHの適応とは考えられていないので、くわしく確認してみたそうな。

2020年9月28日

運動イメージと動作観察のアンブレラレビュー

2020  9月  スペイン


脳卒中患者への運動イメージ訓練(motor imagery)と動作観察療法(action observation)のエビデンスレベルと機能改善効果について評価するべく、

腕の機能性、日常生活動作、歩行移動性の3つについてメタアナリシスのメタアナリシス(アンブレラレビュー)をこころみたそうな。

2020年9月27日

若いくも膜下出血のコブの特徴

2020  9月  韓国


頭蓋内動脈瘤は高齢者におおく発生するが、若年者でも動脈瘤性くも膜下出血が報告されることがあり、40歳未満は全体の10-20%を占めるという。

そこで、40歳未満と40歳以上でのくも膜下出血の破裂動脈瘤の特徴をくらべてみたそうな。

2020年9月26日

自覚のないTIA患者の末路 Japan

2020  9月  日本


一過性脳虚血発作(TIA)は症状の自覚がなく発症することがある。

そこで、TIA患者のうち症状自覚がなく、居合わせた人が気づき病院へ連れて来られた患者の特徴をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月25日

優しい触覚刺激で身体所有感をとりもどす

2020  3月  イギリス


右脳の脳卒中では対側の身体パーツを自分のものであると認識する能力を損なうことがある。

このような「手足の所有感覚の障害」の研究は、身体所有の神経認知メカニズムについてユニークな洞察を提供してくれる。

そこで、これまで健常者の研究でわかってきた身体所有に関する仮説、すなわち優しい触覚刺激(affective touch)がC-触覚求心性神経(C-tactile afferents)を介して身体所有感に特別な役割を果たすこと、について脳卒中患者で確認してみたそうな。

2020年9月24日

Neurology誌:脳内出血後の長期の死因

2020  9月  アメリカ


脳内出血の死亡率は1ヶ月内では40%、1年内では54%といわれている。また、75歳以下の短期死亡率は低下傾向にある。

しかし脳内出血患者の長期の死亡原因については いまだよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月23日

開頭減圧術の効果 くも膜下出血

2020  9月  中国


外傷性脳損傷や広範囲の脳梗塞による頭蓋内圧の亢進は脳幹を圧迫して生命をおびやかす。この状況にたいして開頭減圧術(decompressive craniectomy)が勧められているが長期的な治療効果は確認されていない。

そこで、脳動脈瘤破裂のくも膜下出血(aSAH)への開頭減圧術の短期 長期の治療効果をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月22日

揚げ物は脳卒中リスクをあげなかった

2020  9月  スペイン


脳卒中の栄養学的決定因子として、揚げ物(frying)との関連についてはほとんど研究がないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月21日

Stroke誌:若い脳卒中は女性がおおかった

2020  9月  アメリカ


いっぱんに心血管リスク因子は男性におおく、これらは若年成人の主要な脳卒中リスク因子でもあると考えられている。

しかし最近のヨーロッパの研究で、若年成人では女性のほうが脳卒中の発生率が高いことがわかってきた。

そこで、アメリカの大規模な保険金請求データベースをもちいて、若年成人の脳卒中発生率の性差をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月20日

日本人は外国人よりも再発しやすい

2020  9月  日本


TIA(一過性脳虚血発作)や軽度脳梗塞の国際患者データを集める「TIAregistry.org」研究において、

日本人と非日本人での発症後1年間の短期の再発リスクについての報告はあるが、5年間長期にフォローしたそれはないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月19日

nature.com:不安とデュアルタスク下での上肢機能

2020  9月  イラン


不安症は脳卒中患者の24%にみられるという。

また特定課題に認知課題を重ねるデュアルタスクは、注意リソースを要する運動能力の評価に用いられるが上肢機能についての調査はすくない。

そこで、慢性期脳卒中患者のリーチ把持動作(reach and grasp)におよぼす不安とデュアルタスクの影響をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月18日

Stroke誌:双子研究 喫煙とくも膜下出血の因果関係

2020  9月  フィンランド


これまで行われた最大規模の双子研究の1つでは、くも膜下出血の原因はおもに非遺伝的であることが示唆されているが、環境因子との因果関係はいまだ不明である。

そこで、双子のいっぽうのみがくも膜下出血で死亡した場合、もういっぽうは最重要な環境因子を共有していない可能性が強い。たとえばそれが喫煙だったとき、そこに因果関係があることを意味する。
この仮説を検証してみたそうな。

2020年9月17日

塞栓源不明の原因4つを機械学習であきらかに

2020  9月  ギリシャ


一般的な「教師なし」機械学習アルゴリズムである階層的クラスタリングは、特に異種疾患における潜在的な病因を探るのに向いている。

そこで、塞栓源不明の脳塞栓症(Embolic Stroke of Undetermined Source:ESUS)における塞栓原因をデータ駆動型の機械学習を用いてくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月16日

綿実油が脳梗塞から神経をまもる

2020  9月  中国


急性脳梗塞への血栓溶解療法に適したタイムウィンドウはとても狭いことから代替的な予防戦略が求められている。

脳梗塞において、ミクログリアとアストロサイトの活性化は炎症の重要ポイントになっている。

綿実油(cottonseed oil:CSO)は抗炎症効果をもつことが知られているが、脳梗塞への神経保護作用についてはいまだ報告がないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月15日

ポータブル舌電気刺激で歩行リハビリ

2020  9月  アメリカ


舌電気刺激(Translingual Neurostimulation)は慢性神経疾患におけるバランスや歩行障害の治療に用いられている。

そこで、ポータブル舌電気刺激装置のこれまでのエビデンスについてレビューをこころみたそうな。

2020年9月14日

血液サラサラ脳内出血の反転治療とは

2020  7月  スウェーデン

脳内出血は経口抗凝固薬(OAC)治療のもっとも深刻な副作用の結果でもある。

しかしOACの使用が脳内出血の転帰に及ぼす影響はあきらかになっていない。

ガイドラインではOACによる効果を反転させる治療(reversal therapy:ビタミンKとプロトロンビン複合体4種を与えるなど)がエビデンスが弱いながらも推奨されている。

そこでOACによる脳内出血患者について、OAC反転治療の有無と90日生存率との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月13日

Stroke誌:移民の脳卒中回復が良い理由

2020  9月  アメリカ


メキシコ系アメリカ人は白人にくらべ脳卒中発症率が高く、脳卒中後の回復もすぐれないという。

そこで、出生地がアメリカ以外(移民)とアメリカ国内(非移民)の脳卒中患者について、90日後の転帰をくらべてみたそうな。

2020年9月12日

脳卒中後 うんこの出がわるいと認知障害

2020  9月  中国


軽度認知障害(MCI)は認知症の前段階であり、治療可能な期間でもある。

改善可能ないくつかの危険因子がわかっているが、MCIと食生活や排便との関連性は十分にあきらかになっていない。

そこで、シンガポールの高齢者を対象にくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月11日

貧困 田舎住まいのくも膜下出血生存率

2020  9月  オーストラリア


脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血の、発症後24時間未満(早期)と12ヶ月後(後期)の生存率について、田舎住まい(rurality)と社会経済的地位との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月10日

Stroke誌:睡眠時間と脳卒中の因果関係は?

2020  9月  スウェーデン


睡眠時間と脳卒中の種類との関連についての研究は少ない。さらに因果関係についてはまったくあきらかになっていない。

そこで、睡眠時間と脳卒中の種類別の因果関係をメンデルランダム化解析をつかってくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月9日

リノール酸レベルと脳梗塞リスクのメタアナリシス

2020  7月  中国


リノール酸はオメガ6タイプの不飽和脂肪酸で植物油におおく含まれ、必須脂肪酸でもある。

これまで血圧やコレステロールを下げる効果などが報告されていて、心血管疾患の予防効果も期待されている。

しかし体内のリノール酸レベルと脳卒中リスクとの関連についてはじつはよくわかっていないのでこれまでの研究からメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年9月8日

nature.com:納豆は女性を脳卒中から守る

2020  9月  日本


大豆摂取が脳卒中など心血管疾患および がんのリスクを下げるという報告がある。

しかし発酵大豆食品についての報告はほとんどないので日本人でくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月7日

急性期の回復 脳梗塞と脳内出血のちがい

2020  8月  台湾


脳卒中患者の回復可能性を知ることなくして個人に最適化したリハビリテーション計画をたてることはできない。

そこで、脳梗塞と脳内出血とで、急性期リハビリテーションの効果のおおきさをくらべてみたそうな。

2020年9月6日

脳内出血の10年後死亡率を決めるもの

2020  9月  フランス

脳内出血についての早期の死亡に関連する因子はよくわかっているものの(高齢、重症度、意識レベル、出血量、抗凝固薬、脳室内出血、テント下出血など)、

長期のそれについては報告がすくないので、くわしくしらべてみたそうな。

2020年9月5日

便秘と脳卒中リスクの大規模住民調査

2020  9月  デンマーク


脳卒中など心血管疾患で入院中の患者のおよそ50%は便秘であるという。

腸内細菌叢の乱れが動脈硬化や高血圧を招くとも考えられてはいるが実際のメカニズムはよくわかっていない。

そこで、便秘と心血管疾患との関連について大規模住民調査をやってみたそうな。

2020年9月4日

失語症ブログ療法の効果

2020  9月  アメリカ


脳卒中患者の25-40%はなんらかの言語上の障害、失語症を経験するという。

失語症患者は多くの人生変化を経験しており、個人のウェブサイトやブログでこれらの経験を公開するなど、書くことに癒やしを求める患者もいる。

そこで、失語症経験者のブログ活動の治療的側面をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月3日

再発しやすい脳梗塞部位は...

2020  8月  中国


脳卒中で複数の病変または病変体積がおおきい場合には再発リスクが高いことがいくつかの研究で示されている。

しかし病変部位と脳卒中の再発との関係はよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月2日

心房細動患者が要注意な季節 Japan

2020  8月  日本


心房細動患者の重篤な有害事象である脳梗塞と大出血には季節的な変動があると考えられているが報告はすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月1日

くも膜下出血後の「疲労」の割合

2020  8月  ノルウェー


疲労は動脈瘤性くも膜下出血(aSAH)後によくある後遺症の1つである。

その原因メカニズムは脳梗塞や脳内出血後の疲労と同様にあきらかになっていない。

また、慢性期でのaSAH疲労の有病率については報告によりおおきく異なっているので、予測因子を含めてくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月31日

脳深部刺激で中枢性疼痛をいやす

2020  8月  オランダ


慢性疼痛に対する視床への脳深部刺激 (Deep brain stimulation:DBS)は成功率にばらつきがあるものの用いられている。

脳卒中後の中枢性疼痛ではその原因箇所として視床の腹尾側核が考えられていて、非常に小さく構造が複雑である。

従来型DBSではリング状の電極による球状の刺激範囲であったが、

指向性をもたせることのできる電極をもった directional DBS が利用できるようになり成果がみられた例があったそうな。

2020年8月30日

杖で歩行は改善しない

2020  8月  ブラジル


脳卒中患者が杖を使用することで歩行の時空間的パラメータ、すなわち速度、歩幅、歩調、対称性、が改善されるものか、システマティックレビューをこころみたそうな。

2020年8月29日

太極拳は運動以外にもいいの?

2020  8月  中国


脳卒中後の運動機能以外の障害(認知、うつ、睡眠など)にたいする太極拳の効果をあきらかにするために、これまでの研究のシステマティックレビューおよびメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年8月28日

Neurology誌:くも膜下出血の5年後

2020  8月  スペイン


くも膜下出血の臨床的進展を長期にフォローした調査は少ないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月27日

Stroke誌:初年の脳萎縮率変化

2020  8月  オーストラリア


アルツハイマー病研究では、認知症の前段階として脳の萎縮が観察されることがわかっている。

しかし脳卒中や血管性認知症患者での脳萎縮についての報告はすくないので、脳梗塞後1年間の脳萎縮率をくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月26日

発症まえの睡眠時間と脳卒中後うつ

2020  5月  アメリカ


睡眠障害とうつは脳卒中患者によく見られるが、脳卒中後うつにおける睡眠の役割についてはほとんど知られていない。

そこで、脳卒中まえの睡眠時間と、脳卒中から90日後のうつとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月25日

ミラー療法は両手運動が良さげ

2020  7月  台湾


脳卒中患者へのミラー療法時に両手または片手のみを動かしたときの運動野の活性化の程度を脳磁図(MEG)でくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月24日

Stroke誌:脳梗塞の5年生存率と再発率

2020  8月  ドイツ


脳卒中後の長期生存率と再発に関するデータは不足している。

そこで、住民ベース20年間の急性脳卒中の登録記録をもちいて、脳梗塞の種類別に死亡率 再発率の傾向をしらべてみたそうな。

2020年8月23日

脳卒中患者はどこへ?コロナの影響

2020  8月  オーストラリア


オーストラリアではCOVID-19の有病率は低く、医療崩壊は報告されていない。

この状況下で、急性脳卒中の発生、脳卒中センターでの画像診断、治療件数の減少が起きたかどうかを確認してみたそうな。

2020年8月22日

重い認知障害になるくも膜下出血の特徴

2020  8月  アメリカ


動脈瘤破裂によるくも膜下出血のあとの認知機能障害はいっぱんてきである。

しかし認知機能障害の予測因子はよくわかっていない。

そこで、くも膜下出血で良好な機能転帰が予想される患者について、重度の認知機能障害と関連する因子を くわしくしらべてみたそうな。

2020年8月21日

脳卒中のサルコペニア率 メタアナリシス

2020  8月  日本

サルコペニアは骨格筋量の低下と機能低下を意味し、転倒や骨折 身体障害との関連がふかい。

一般高齢者では15%にサルコペニアがみられるという。

脳卒中患者についてもおおくの報告があるが、その有病率についてメタアナリシスはないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月20日

YouTubeの脳卒中動画の質は?

2020  8月  ポーランド


Youtubeは20億人以上のユーザーがいる動画媒体であり、おおくの健康情報が共有されている。

そこで、YouTube上の脳卒中関連動画の質、信頼性、視聴者の関心の強さ、をしっかりと評価してみたそうな。

2020年8月19日

重度脳損傷への早期上体起こし

2020  8月  デンマーク

脳卒中患者での早期リハビリテーションは長く注目されてきた。

これに外傷性や低酸素性の脳損傷もふくめた重度の後天性脳損傷(acquired brain injury)での、早期の上体起こし(head-up mobilisation)のリスクとベネフィットについてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年8月18日

TMSで注意機能と日常生活動作は

2020  8月  中国


脳卒中患者の45-65%がなんらかの注意障害を示し、30%は認知症に至るという。

脳卒中後の注意障害は認知機能の重要な指標の1つで、運動機能や日常生活動作の回復にも影響する。しかし有効な治療法がない。

TMS(経頭蓋磁気刺激)は非侵襲的に脳神経を刺激できる方法で、アルツハイマー病や外傷性脳損傷での注意障害の改善が報告されている。

脳卒中後の注意障害への応用は報告が少ないので実験してみたそうな。

2020年8月17日

瞑想の脳卒中予防効果

2020  6月  アメリカ


瞑想はシンプルかつ低コスト 低リスクのストレス軽減法である。瞑想の健康上のベネフィットについてこれまでおおくの研究がなされてきた。

2017年に米国心臓協会は、瞑想を心血管リスクを低減しうる補助的な介入方法である、として認める声明をだした。

そこで、国民健康聞き取り調査(National Health Interview Survey)のデータを用いて、瞑想の効果をくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月16日

1年内の再入院/死亡率

2020  7月  ポルトガル


初回脳梗塞やTIAの患者が再入院してくることはよくある。

いくつかのリスク因子があきらかになっているが、それらのおおくは単一施設の短期間の調査によるものである。

そこで、住民ベースの大規模データをもちいて、発症から1年間の再入院/死亡 の頻度と関連因子をくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月15日

MCA脳梗塞の左右脳の回復のちがい

2020  8月  アメリカ


脳卒中でリハビリ入院する患者の半数はMCA(中大脳動脈)域の損傷患者である。

左MCAの患者は右MCA患者よりも神経症状が重く死亡率も高いという。

MCA脳卒中の左右脳でのリハビリ回復の差についての報告はないので、FIM(機能的自立度評価)の点からくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月14日

第一週の上肢の使用頻度

2020  8月  アメリカ


アメリカでは脳卒中経験者の88%に上肢運動機能の問題が生じ、日常生活や社会参加に影響が及んでいるという。

上肢のリハビリのタイミングや量、非麻痺手の扱いについては動物実験でのさまざまな知見が得られてきた。

とくに脳卒中ネズミの 発症から5日後以降に開始の上肢(前脚)トレーニングでは、非麻痺手の使用が麻痺手を圧倒してしまい麻痺手のスキル獲得を妨げてしまうことがわかった。

そこで、同様のことが人でも起きうるものか実験してみたそうな。

2020年8月13日

軽い脳卒中なのにいつまでも握力が弱い

2020  8月  スペイン


脳卒中患者のおよそ70%は上肢運動機能になんらかの障害がおきるという。しかし握力パフォーマンスについてのくわしい報告はほとんどないのでしらべてみたそうな。

2020年8月12日

rTMS治療の半分以上はプラセボ効果だった

2020  8月  中国


神経障害による疼痛やうつなどの薬物臨床試験のメタアナリシスにより、これらの効果のかなりの割合をプラセボ効果が担っていることがあきらかになってきた。

薬物療法以外のたとえばrTMS(反復経頭蓋磁気刺激)のような治療法でのプラセボ効果を系統的に調べた報告はまだない。

rTMSは脳卒中後の運動機能の回復やうつに効果があるとされている。対照群としてのsham(偽)刺激の方法は研究によりまちまちで、偽コイルの使用、コイル位置をずらす、コイル角度や刺激強度を弱める、などの方法がとられている。

そこで、脳卒中患者のrTMS治療でのプラセボ効果についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年8月11日

nature.com:復職すると健康を損ねる

2020  8月  スウェーデン


脳卒中患者のおよそ3分の1はうつを、2分の1がなんらかの疼痛を経験する。
これらは10年経っても経験される問題であるという。

いっぽう脳卒中後の復職は心身の健康におおきく影響すると考えられる。

脳卒中のあと1年以内に53%が復職するという報告があるが、復職ステータスが長期の健康感、うつ、疼痛におよぼす影響についてはよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月10日

ボツリヌス注射と上肢運動パフォーマンス

2020  7月  アメリカ


脳卒中経験者の20-40%は痙縮を経験し、その97%は中等度以上の痙縮レベルという。

痙縮があると筋力が低下し、運動能力も低下する。

ボツリヌス神経毒(BoNT)注射は局所的な痙縮に対する第一選択の治療法として考えられている。

そこで、脳卒中経験者での痙性上腕二頭筋の力制御に対するBoNT注射の効果を定量評価してみたそうな。

2020年8月9日

Stroke誌:脳卒中経験者のCOVID-19は「死亡」

2020  7月  中国


コロナウイルス疾患(COVID-19)の脳卒中歴のある患者への影響を報告した研究はほとんどないので、くわしくしらべてみたそうな。

2020年8月8日

「カプサイシン」で嚥下障害改善

2020  8月  台湾


嚥下障害は脳卒中後の合併症としてめずらしくない。

アイスキャンディーや唐辛子で症状が改善するといった報告があるがいずれもサンプル数が小さい。

そこで、アイス刺激とカプサイシン刺激を組み合わせたときの効果をくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月7日

ビタミンB1と脳卒中後の認知障害

2020  8月  中国


脳卒中後の認知障害は血管性認知障害と考えられ、脳卒中患者の3分の1におきる。

糖尿病や心房細動などいくつかのリスク因子はアルツハイマー病と共通している。

そしてチアミン(ビタミンB1)の欠乏はアルツハイマー病に見られる特徴の1つであり、ウェルニッケ脳症やコルサコフ症候群の原因でもある。

そこで、脳梗塞後の認知障害とチアミンとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月6日

若年脳梗塞の特徴 Japan

2020  7月  日本


脳梗塞は75歳以上の高齢者におおく、18-55歳の若年成人の割合は10-20%にすぎない。

かれら若年成人の脳梗塞リスク因子と特徴について、アジア人での報告はすくないので日本人でくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月5日

音楽聴きながらエクササイズ→失語症改善

2020  8月  ギリシャ


脳卒中患者の21-38%は失語症を経験するという。

失語症の治療には通常、言語聴覚療法(speech and language therapy:SLAT)が行われるがじゅうぶんな効果は得られていない。
薬物療法やrTMSなどの脳刺激法にも公式に認可されたものはない。

いっぽう、脳卒中後の代替療法としてエクササイズトレーニングがよく利用される。

また、音楽リスニングによる脳の構造や機能の可塑的変化、辺縁系でのドーパミン調節効果が報告されている。

そこで、音楽を聴きながらのエクササイズトレーニングが失語症へおよぼす影響について実験してみたそうな。

2020年8月4日

マグネシウムと認知障害

2020  7月  アメリカ


マグネシウムは中枢神経系におおくみられるミネラルで、記憶の保持に関わっている。

マグネシウムが欠乏すると学習や記憶、認知機能に障害がみられるという報告がある。

そこで、脳卒中のおおい地域の住民を10年以上フォローしたREGARDS研究をつかってマグネシウムと認知障害との関連をしらべてみたそうな。

2020年8月3日

早期リハビリの個人データ メタアナリシス

2020  7月  オーストラリア


脳卒中の早期リハビリ(early mobilisation)の安全性と有効性をしらべるために、

これまでの研究参加者の個人レベルのデータ(IPD:individual participant data)統合による精度の高いメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年8月2日

頭蓋内ステントは役に立つの?

2020  7月  アメリカ


動脈硬化で狭くなった血管への自己拡張型の頭蓋内ステント(Wingspan stent)は2005年に人への適用が例外的に認可された。

しかしのちのSAMMPRIS試験により脳卒中と死亡が有意に増加することがわかり、2012年にFDAは頭蓋内ステントは脳卒中予防効果なしと結論づけた。

しかし一部のステント支持者によるWEAVE研究の成果をうけて、FDAは過去7日間に脳卒中症状のない患者に限るなど条件を厳しくしてその使用を最近 認可した。

そこで、このあらたな適用基準でどれくらいの患者にベネフィットがあるものか、SAMMPRISのデータを再解析してみたそうな。

2020年8月1日

くも膜下出血の転帰 喫煙の影響

2020  7月  ノルウェー


喫煙がくも膜下出血のリスク因子として明らかになっているいっぽう、喫煙が転帰におよぼす影響についてはよくわかっていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2020年7月31日

脳卒中後うつ2020 レビュー

2020  7月  アメリカ


脳卒中後のうつ(PSD:Post-stroke depression)は一般的であり、うつを伴わない脳卒中にくらべて死亡率の上昇、回復の遅れ、認知機能の低下、生活の質の低下と関連する。

そこで、PSDのリスク因子、病態生理、評価、予防、治療について包括的かつ臨床的に有用なレビューをおこなってみたそうな。

2020年7月30日

高齢くも膜下出血の1年後

2020  7月  フィンランド


脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で集中治療をうける高齢者は増加している。

これら患者の長期の回復をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月29日

日中の過度な眠気と脳卒中 メタアナリシス

2020  7月  中国


日中の過度な眠気(EDS:Excessive daytime sleepiness)は成人の10-33%に見られ、加齢にともない増加する。

EDSは健康を損ねるといわれているが決定的ではない。

そこで、EDSと脳卒中など心血管疾患リスクとの関連についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年7月28日

視覚フィードバック療法の上肢機能への効果

2020  4月  中国


脳卒中患者の上肢機能回復と運動関連皮質機能の回復についての、

ミラーニューロン理論に基づく視覚フィードバック療法(VFT:visual feedback therapy)の効果をfMRIを用いてくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月27日

プロトンポンプ阻害薬と脳梗塞

2020  7月  イスラエル


プロトンポンプ阻害薬(PPI:proton pump inhibitors)は胃薬としてよく用いられているが、高齢者の心血管疾患に関係するデータは少ない。

そこで、PPIの使用と高齢での初回脳梗塞の発生(FTIS:first-time ischemic stroke)との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月26日

rTMSの痙縮改善効果 メタアナリシス

2020  7月  中国


脳卒中後の痙縮にrTNS(反復経頭蓋磁気刺激)やiTBS(間欠的シータバースト)が有効であるとする報告がいくつかある。

これらRCTのメタアナリシスも存在するが最新の研究成果がふくまれていないので、あらためてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年7月25日

日光浴療法 うつと身体活動

2020  7月  台湾


これまでの研究では、脳卒中患者の30%近くが発症後5年以内にうつ症状を呈していることが示されている。

脳卒中後のうつ症状は身体的にも心理的にも患者におおきな影響を与えるため、リハビリテーション進展の妨げになる。

そこで、日光浴療法(sunlight exposure therapy)の脳卒中後うつとリハビリテーションへの効果を検証してみたそうな。

2020年7月24日

常夜灯で梗塞がおおきくなる

2020  7月  アメリカ


サーカディアンリズムは身体機能の最適化のために生理と行動を同期させる内因性の生体サイクルをさす。

これら体内リズムは日々の太陽光によって正確に24時間に設定されている。しかし夜間照明の普及はこれら生体機能の調節を乱す可能性がある。

入院患者はその生理学的脆弱性からとくに夜間照明の影響をうけやすいと考えられる。そこで、脳卒中の動物をつかってこの仮説を検証してみたそうな。

2020年7月23日

日本人グレードⅤくも膜下出血の3年後

2020  7月  日本


くも膜下出血でWFNS(世界脳神経外科連合)分類のグレードⅤに相当する患者の長期予後についての研究はすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月22日

心房細動は腸内細菌のせい

2020  7月  日本


心房細動は脳卒中や心不全のきっかけになり生活の質を低下させる。

心房細動の発症と腸内代謝物との関連は、心房細動と腸内細菌叢の異常(ディスバイオシス)との因果関係を示唆しているが、その関係はまだじゅうぶんに理解されていない。

そこで、心房細動患者34人と年齢、性別、併存疾患のマッチする心房細動のない66人についてくらべてみたそうな。

2020年7月21日

いびきがうるさいほど脳卒中がおきやすい


2020  7月  オーストラリア


いびきと脳卒中など心血管疾患との関連はいまだあきらかになっていない。

そこで、閉塞性睡眠時無呼吸症候群と心血管疾患についての Sleep Apnea cardiovascular Endpoints (SAVE)トライアルをつかってくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月20日

COVID-19から脳梗塞になる割合

2020  7月  シンガポール


急性脳梗塞はCOVID-19の合併症の1つで命にかかわるという。そのメカニズムはいまだよくわかっていない。

そこで、COVID-19患者での急性脳梗塞の臨床的特徴についてシステマティックレビューをこころみたそうな。

2020年7月19日

鉄分と脳卒中死との関係 メタアナリシス


2020  7月  中国


食事からの鉄分摂取と脳卒中などの心血管疾患(CVD)による死亡との関連をしらべた研究は数多くあるが、その結論は一貫していない。

そこで食事から摂る鉄(トータル鉄、ヘム鉄、非ヘム鉄)の量と、CVDによる死亡の用量関係についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年7月18日

オメガ3脂肪酸サプリメントおおいと出血や心房細動

2020  7月  イタリア


オメガ3脂肪酸サプリメントによる脳卒中など心血管疾患への効果については一致した見解が得られていない。

そこで、メタアナリシスをこころみたそうな。

2020年7月17日

未破裂瘤の治療 コイルとクリップ 高齢者で

2020  6月  韓国


画像診断技術の進歩により高齢者にも未破裂脳動脈瘤がますますみつかるようになった。

彼らへの治療法としてクリップとコイルのどちらが適しているのかについてはいまだ結論がでていない。

そこで、75歳以上での未破裂脳動脈瘤の治療成績についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月16日

軽い脳卒中と認知障害 メタボとの関係


2020  7月  中国


メタボリックシンドローム(Mets:metabolic syndrome)は認知機能障害の危険因子群でもある。

TIAや軽度脳梗塞患者での認知機能障害とMetsとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月15日

女性は新月に脳梗塞になる

2020  7月  中国


脳卒中は死亡や障害の主な原因のひとつであり、これを防ぐ有効な治療法はいまのところない。

いっぱんに、月の満ち欠け(月相)は人間の生理、行動、健康に影響をあたえるとおおくの人が信じている。

そこで、月相が脳卒中(脳内出血、TIA、脳梗塞)の発生率にも影響するものか、くわしくしらべてみたそうな。

2020年7月14日

心房細動を予防する方法

2020  7月  アメリカ


客観的身体活動レベルと心房細動との関連についてはあきらかになっていない。

そこで、REasons for Geographic and Racial Differences in Stroke(REGARDS)研究をもちいて、中等度-激しい運動(MVPA:moderate and vigorous physical activity)と心房細動との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月13日

収縮期だけ高血圧の脳卒中死亡リスク


2020  7月  イギリス


若年~中年にかけての 収縮期血圧だけが高い(収縮期血圧が140mmHg以上で拡張期血圧は90mmHg未満)孤立性の収縮期高血圧(ISH:isolated systolic hypertension)の予後についてはいまだよくわかっていない。

そこで、30-49歳のISHと脳卒中など心血管疾患リスクとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月12日

後方歩行訓練のメタアナリシス

2020  7月  中国

後方歩行(Backward walking)訓練は脳卒中リハビリテーションでますます用いられるようになってきてはいるが、その有効性はいまだあきらかになっていない。

そこで脳卒中患者への後方歩行訓練の効果のメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年7月11日

脳内出血 入院を急ぐ理由はなかった

2020  6月  スペイン


脳内出血のばあい、その診断と治療のタイミングが予後におおきく影響するかどうかは実はよくわかっていない。

そこで、脳内出血の発症から高度な治療のできる包括的脳卒中センター(comprehensive stroke centre)へ入院するまでの時間と回復度との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月10日

脳卒中患者が重視する研究テーマ

2020  7月  スウェーデン


脳卒中はこの数十年間で治療も予防もできない病気から治療も予防も可能な疾患へと移行しており、高齢化の進展もあって脳卒中経験者のさらなる増加が予想されている。

脳卒中後の生活を改善するための研究がますます求められている。

そこで、脳卒中とその介護にあたる者が、脳卒中後の生活に関連した研究のうちどの分野により価値を見出しているのかをくわしくしらべてみたそうな。
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