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Being an optimist will help recovery after stroke, study says - CNN
2020 2月 アメリカ
心臓のバイパス手術では「楽観的」な患者のほうが生存率が高く回復も早いことがわかっている。
脳卒中患者についても同様のことが観察されたそうな。
今週水曜日のロスアンゼルスでの国際脳卒中カンファレンスでの発表。
脳卒中患者49人について、楽観主義の程度と3ヶ月後の回復状況との関連をしらべたところ、
次のことがわかった。
・楽観度の強い患者ほど、重症度は低く、3ヶ月後の障害もちいさく、炎症程度も低かった。
・脳ダメージに応じて生じるインターロイキン6は高いレベルが続くと組織損傷を拡大してしまうが、楽観度が強い患者ほどそのレベルが低く、
・炎症程度を示すC反応性タンパクも低かった。
・ただし高レベルが続くと問題を生じるTNF-αについては楽観度で差がなかった。
脳卒中患者の抑うつ気分を小さくして楽観度を改善できれば回復をうながすことができるかも、
というおはなし。
感想:
たまたま症状がかるく 想像していた以上にからだの回復が良かったから楽観的でいられた、ってだけのはなしではないのかな。
成功したイメージを持ち続けるとそれにふさわしい現実が訪れる。いわゆる「引き寄せの法則」と同レベルの考え方で、CNNは揶揄する意図で記事にしたにちがいない。