元
Short-term cane use in subacute stroke patients affects the nonparetic upper extremity nerves
2020 2月 韓国
慢性期の脳卒中患者が健常手を酷使すると神経障害を生じることがある。しかし亜急性期での杖使用による影響はほとんどしられていない。
そこで、亜急性期の脳卒中患者の杖使用による上肢神経への影響をくわしくしらべてみたそうな。
脳卒中の亜急性期で片麻痺の患者のうち 杖歩行リハビリがはじまったばかりの30人を対象とした。
正中神経と尺骨神経の伝導度をしらべ、さらに手首から肘までの神経断面面積の最大値を超音波で測定した。
3週間後これらを再測定したところ、
次のようになった。
・非麻痺手の神経伝導度と神経断面積があきらかに変化した。
・いっぽう麻痺手のそれらは変わらなかった。
亜急性期の脳卒中患者の杖歩行3週間で非麻痺手の正中神経と尺骨神経が太くなった。杖のただしい使い方を伝える必要がある、
というおはなし。
感想:
神経太くなったらいかんのか、ただしい杖の使い方とは?
【悲報】脳卒中後、杖を使い続けると麻痺していない手まで動かなくなる