元
Risk of Stroke With E-Cigarette and Combustible Cigarette Use in Young Adults
2019 12月 アメリカ
2010年ころから電子タバコの使用量がおおはばに増加している。電子タバコには心血管系に有害と考えられる物質 たとえば ニコチン、酸化剤、アルデヒド、香料、鉛などが含まれる。
直近のメタアナリシスでは電子タバコの使用が心拍や血圧を上昇させることがわかっている。
しかし脳血管系への影響については調査がすくないのでくわしくしらべてみたそうな。
18-44歳の161529人に電話調査したところ、
次のことがわかった。
・電子タバコと普通のタバコを両方つかっている者の脳卒中のオッズ比は非喫煙者の2.91倍だった。
・普通のたばこのみの使用者の脳卒中のオッズ比は非喫煙者の1.83倍に対し、
・電子タバコのみの使用者のそれは非喫煙者とあきらかな差はなかった。
電子タバコのみを使うばあいは脳卒中のなりやすさに非喫煙者とあきらかな差はなかった。しかし普通のタバコと組み合わせると非常に脳卒中になりやすかった、
というおはなし。
感想:
ヘルシーなイメージで中途半端に代替するとかえってあぶないってこと。
電子タバコの脳卒中リスク
無煙タバコと脳卒中