元
Tibetan Medicated Bathing Therapy for Patients With Post-stroke Limb Spasticity- A Randomized Controlled Clinical Trial
2019 12月 中国
近年、チベット医学にもとずく薬用剤を用いた入浴療法が世界中にひろがりをみせている。
このチベット薬用入浴療法の脳卒中後の痙縮にたいする効果については臨床試験がおこなわれたことがないのでやってみたそうな。
中国の複数の病院での2013-2017の脳卒中で痙縮のある患者について、
通常のリハビリのみ222人と、
通常のリハビリとチベット薬用入浴療法222人の2グループにわけて比較した。
チベット薬用入浴療法は5種類の薬草を含む40-42℃の風呂に20分間浸かる、を週5回x4週間続けた。
この前後の肘、手首、指、膝、足首の 痙縮度を Modified Ashworth Scale で評価した。
次のようになった。
・改善度の平均は、肘、手首、足首で入浴グループがあきらかにすぐれていた。
・これらの箇所の改善効果は6ヶ月後も維持されていた。
・深刻な有害事象はなかった。
チベット薬用入浴療法と通常リハビリの組み合わせは安全で脳卒中後の痙縮の改善が期待できる、
というおはなし。
感想:
Youtubeにそれらしいビデオがあったが、ただの風呂だった。
へんな薬注射するよりも温めるのがいいんだよ。
パラフィンセラピーは痙縮に効く?
痙縮が治る ただの風呂と温泉を比較した