元
Incidence and prevalence of post-stroke insomnia- A systematic review and meta-analysis
2019 10月 イギリス
不眠症は入眠や睡眠の維持ができない状態 および週に3回以上早朝に目覚めてしまうことがすくなくとも3ヶ月間つづき日中の生活に影響する状況を指す。
一般人の不眠症有病率は6%で脳卒中経験者のそれはずっと高いという。
これまで脳卒中経験者の不眠症の発生率と有病率をしらべたメタアナリシスはみつからないのでやってみたそうな。
2018年9月までの関係する論文を厳選してデータを統合 再解析したところ、
次のことがわかった。
・脳卒中後の不眠症発生率にかんする研究はなかった。
・システマティックレビューに適する22の研究のうち14でメタアナリシスが実行できた。
・不眠症有病率は38.2%だった。
・不眠症の症状はうつや不安症をしめす患者でよりおおきかった。
脳卒中後の不眠症の有病率は一般人よりもかなり高かった。発生率および有病率の時間変化の調査が求められる、
というおはなし。
感想:
睡眠だけはこまったことがないのでいまいちピンとこない。