元
Red and Processed Meat Consumption and Risk for All-Cause Mortality and Cardiometabolic Outcomes: A Systematic Review and Meta-analysis of Cohort Studies
2019 10月 カナダ
一般に 赤肉(red meat)や 加工肉(processed meat)を多く摂ると心血管系の死亡や脳卒中のリスクが高くなると考えられているが、いくつかのシステマチックレビューでは関連がないとするものもあり、必ずしも一致した見解が得られていない。
そこで最新の研究も含めてメタアナリシスをやり直してみたそうな。
関係する研究のうち、被験者1000人以上のものを厳選してデータを統合 再解析した。
「赤肉」は哺乳類由来の肉、「加工肉」は白肉(white meat:魚や鳥)や赤肉をハムやソーセージなどにしたもの、と定義した。
エビデンスレベルはGRADE(Grading of Recommendations Assessment, Development and Evaluation)基準で評価した。
次のことがわかった。
・非加工の赤肉について、「その摂取を週に3回減らした場合に脳卒中など心血管疾患リスクを下げる効果は極めて小さい」とする確信性の低いエビデンスが得られた。
・加工肉についてもほぼ同様だった。
赤肉や加工肉の摂取と脳卒中など心血管疾患との関連は非常に小さく、エビデンスレベルも低かった、
というおはなし。
感想:
肉は健康にどうのというよりは環境負荷の問題で たべる機会がどんどん絞られてゆくとおもうよ。
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