元
Return to Employment After Stroke in Young Adults
How Important Is the Speed and Energy Cost of Walking?
2019 9月 イギリス
65歳以下の脳卒中経験者の25-44%は復職できていないという。
その原因はおもに歩行能力の問題と考えられるが 「若年」脳卒中経験者の歩行能力と復職との関係についての調査はおおくないのでくわしくしらべてみたそうな。
18-65歳 発症から3年以内で 3分間以上連続自立歩行のできる脳卒中経験者46人と、年齢の近い健常者15人について、
歩行パラメータの3D解析と歩行中の酸素消費量測定を行い
復職状況との関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・脳卒中経験者の歩行は健常者にくらべ著しく遅く、代謝が非効率だった。
・23%のみが復職できていた。
・数ある歩行パラメータのうち、「歩行スピード」が復職のもっとも強い予測因子で、
・ROCカーブ解析では歩行スピードが0.93m/s以上あるとあきらかに復職しやすかった。
若年脳卒中経験者の歩行はとても遅く非効率だった。歩行スピードは復職の予測因子で 0.93m/s以上が望ましいと考えられた、
というおはなし。
感想:
ようするに普通の人なみに歩ければOKってことで、感心するよな情報ではなかった。