元
Controlling Nutritional Status (CONUT) Score as a Predictor of All-Cause Mortality at 3 Months in Stroke Patients
2019 7月 スペイン
脳卒中患者の栄養不良はめずらしくなく 彼らの回復はわるく死亡率も高いという。
患者の栄養状態は見過ごされがちで 脳卒中に適した栄養評価方法がきまっているわけでもない。
この1-2年間に Controlling Nutritional Status (CONUT)スコアが脳卒中患者の栄養評価に適しているとする報告がNaitoさんとIwakamiさんによってなされた。
これをたしかめるべく3ヶ月後の脳卒中死亡リスクをCONUTスコアで評価してみたそうな。
平均年齢78、急性脳卒中の患者164人を入院時にCONUT評価した。
彼らの3ヶ月後の状態との関連を解析した。
CONUTは血中のアルブミン、リンパ球数、総コレステロール値の3つのみで栄養不良度をスコア化する。それぞれの数値が低いほどスコアは高い。総スコアが0(ゼロ)なら栄養状態は正常。
次のようになった。
・CONUTスコアは 患者の89.6%が低スコア、10.4%が高スコアの栄養不良と分類された。CONUTスコアは脳卒中患者の3ヶ月後の総死亡率を反映していた、
・3ヶ月後、17.1%(28人)が死亡し このうち28.6%(8人)がCONUTスコア「高」の患者だった。
・時間と生存率とのカーブを描いたところ、CONUTスコア高と低であきらかに異なるパターンがえられた。
感想:
CONUTスコアしらなかった。
ようするに たんぱく質とコレステロールをがっつり摂っていさえすれば長生きするってこと。わかりやすい。
入院中の栄養不良率 in Japan
脳卒中の栄養療法
脳梗塞になったらたんぱく質をがっつり摂るべき理由