元
Dysbiosis of the intestinal microbiota in neurocritically ill patients and the risk for death
2019 5月 中国
重症筋無力症やパーキンソン病、脳卒中などの神経疾患と腸内細菌との関連が指摘されている。
また腸内細菌の多様性が失われる「ディスバイオシス」が死亡リスクと関連するという報告もある。
そこで、脳神経の疾患患者の腸内細菌の構成の変化と死亡リスクとの関連をくわしくしらべてみたそうな。
脳梗塞、脳内出血、脳症などの患者98人と年齢性別のいっちする健常者84人について、
発症から72時間後の糞便を採集して16S rRNA系統解析で構成をしらべ、180日後までフォローした。
次のようになった。
・健常とくらべて脳疾患ではあきらかに腸内細菌の構成がことなっていた。
・入院中に多様性指数(shannon index)が低下し、ルミノコッカスとラクノスピラがおおきく減少した。
・エンテロバクターのおおさは退院時の自立度mRSスコアと正の相関をしめした。
・クリステンセネラセエとエリュシペロトリクスは死亡リスクの増加と関連した。
・とくに初週ICUでエンテロバクターが増加すると 180日後死亡リスクが約2倍だった。
脳疾患の腸内細菌の構成は健常者とおおきくことなっていて、ディスバイオシスはICUにいるあいだにおおきくすすみ180日後の死亡リスクに関連していた。腸内細菌を調べれば予後がわかるかも、、
というおはなし。
感想:
腸内環境をととのえるため、4月にアイリスオーヤマのヨーグルトメーカー(3千円)を買った。以来 ヨーグルトをまいにち0.5L たべている。
2ヶ月間つづけて1つだけ激変したことがある。
→「うんこが無臭になった」
妖精にでも生まれ変わったきぶん。
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