元
High incidence and prevalence of visual problems after acute stroke- An epidemiology study with implications for service delivery
2019 3月 イギリス
脳卒中経験者のおおくになんらかの視覚異常がみられることがよく知られている。
しかしこれまでの調査のほとんどは発症から検査までの時間がバラバラで脳卒中によりあらたに生じた視覚異常との区別もあいまいだった。
そこで急性脳卒中患者の視覚検査をきっちりとおこない有病率をしらべてみたそうな。
3つの病院の急性脳卒中での入院患者1295人について調べたところ、
次のことがわかった。
・このうち20.2%は退院済みなどの理由で視覚検査ができず、1033人が検査を完遂した。
・フルの視覚検査にようした日数は4日前後だった。
・もともと視覚に問題のあった者を除くと、あらたに視覚異常を示した者は入院時に48%、2週間後には60%だった。
・けっきょく全体の73%がなんらかの視覚の異常を示し、
・内訳はおおい順に、視力低下、眼球運動異常、視野欠損、視覚不注意 で、
・27%の患者の視覚は正常だった。
急性脳卒中のあとに発生した視覚異常はおおく 患者の半数を超えていた、
というおはなし。
感想:
退院のあと半年以上たって免許センターで運転適正検査をすませた。そして運転再開した直後に「ぜんぜん見えん、、!」とびっくりして メガネやに飛び込んだ。
脳卒中まえは1.5を下回ったことがなかった視力が0.4になっていた。
この間、病院も免許センターも視力検査はなかった。10年もまえのことだけど やばくね?