元
Effects of (music-based) rhythmic auditory cueing training on gait and posture post-stroke- A systematic review & dose-response meta-analysis
2019 2月 インド
音楽のリズムに合わせて歩行訓練をおこなう rhythmic auditory cueing は聴覚と運動機能の結合性を高め、脳卒中患者の損傷脳側の運動皮質のはたらきを活発にするとかんがえられている。
最新の知見を含めたレビューがないので、その効果と適した訓練量についてメタアナリシスをこころみたそうな。
9つの医学データベースから、脳卒中患者へのリズム歩行訓練の臨床試験について、理学療法の臨床試験での信頼性を示す PEDroスケール4以上の研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、
次のことがわかった。
・患者968人を含む38の研究がみつかった。
・リズム歩行訓練は患者の歩行と姿勢安定にあきらかに効果的で、
・1回あたり20-45分間、週に3-5回おこなうと、
・歩行速度、歩幅、歩調 の改善につながっていた。
脳卒中患者へのリズム歩行訓練をつよく勧めたい、
というおはなし。
感想:
さいきんスマートフォンを胸ポケットにいれて、Youtubeで米津玄師のフラミンゴをリピートしながら歩くようにしている。