元
AHA News- High Blood Pressure Top Risk Factor for Stroke in Young Adults - Health News - US News
2019 2月 アメリカ
脳卒中は65歳以上におおい。
全体的として発生率は低下傾向にあるいっぽう、若年者の脳卒中発生率は上昇傾向にあるという。
この背景をくわしくしらべてみたそうな。先週のホノルル国際脳卒中会議2019 での発表。
北カルフォルニアの健康保険データベースをつかって、出生後ひと月から49年の若年者について最近15年間のデータを抽出して、
脳卒中のリスク要因である 高血圧、糖尿病、喫煙、肥満、高コレステロールとの関連を 年齢の等しい脳卒中経験者と非経験者についてくらべたところ、
次のことがわかった。
・高血圧や他のリスク要因をもつ場合、20代に入ると脳卒中のなりやすさがあきらかに上昇し、
・次の20年間にかなりなレベルに達する。
・リスク要因が2つ以上ある場合、30-40代での脳卒中のなりやすさはリスク要因のない者の10倍に達した。
30-40代であっても高血圧などのリスク要因のある者の脳卒中のなりやすさは 同年齢の健常者にくらべ非常に高かった、
というおはなし。
感想:
若年者での脳卒中比率があがっているとする説明にはなっていないな。
中学生のころから血圧高いといわれてきた身としては、早くに降圧薬治療をうけていればよかった、、とはまったくおもっていない。
そういう体質なんだから健診のたびに呼び出して説教したりしないでほしかった。
追記:
Neurology誌:若年脳卒中 さいきんのトレンド