元
Abstract TP520- Walking Pace and the Risk of Stroke- A Dose-Response Meta-Analysis
2019 2月 中国
歩行のペースと脳卒中リスクとの関連について、これまでの研究をメタアナリシスしてみたそうな。
先週の国際脳卒中会議2019ホノルル での上海大学の発表。
関係する研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、
次のことがわかった。
・被験者136117人、脳卒中患者2254人を含む8の研究がみつかった。歩行ペースが4km/h を下回るひとは脳卒中リスクがあきらかに高かった、
・歩行ペースがもっとも速いグループに対するもっとも遅いグループの脳卒中リスクは1.84倍だった。
・歩行ペースが4km/hを下回る領域では1km/h遅くなるごとに脳卒中リスクが19%高くなった。
・ただし歩行ペースが4km/hより速くてもあきらかなリスクの変化はなかった。
・この関連は脳卒中の種類や性別によらなかった。
というおはなし。
感想:
たしかに歩くのが遅かった。
自分は歩きが遅い!と自覚するひとは脳卒中の素質あり