元
Association of vegetable, fruit, and Okinawan vegetable consumption with incident stroke and coronary heart disease
2019 1月 日本
沖縄での心血管疾患による年齢調整死亡率は日本の他の地域よりも低い。その理由はわかっていないが、沖縄の野菜や果物が要因の1つかもしれない。
沖縄野菜(青梗菜、からし菜、ゴーヤー、フダンソウ、ヘチマ、よもぎ)には葉酸が豊富で、葉酸は動脈硬化の原因になるホモシステインの代謝に必要である。
またゴーヤー(bitter gourd)には抗酸化物質が多く含まれ、パパイヤには抗炎症作用のあるファイトケミカルがふくまれる。
そこで、これら沖縄の野菜やくだものと脳卒中など心血管疾患との関連を大規模にしらべてみたそうな。
1995-1998に45-74歳の沖縄2地域の住民16498人に食事アンケートをとり、その後の心血管疾患の発生を2012までフォローして関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・この間に839の脳卒中および197の冠動脈疾患があった。
・沖縄野菜のトータル摂取量と脳卒中 冠動脈疾患リスクとのあきらかな関連はなかった。
・個々の野菜やくだものと心血管疾患リスクとの関連も確認できなかった。
沖縄の野菜 果物と脳卒中や冠動脈疾患リスクとの関連はなかった、
というおはなし。
感想:
ゴーヤーががんばってくれると思ったがだめだった。
近いところで鹿児島には有望なやつがあるんだよ。↓
桜島大根が脳卒中を予防する?