元
Different Types of Family History of Stroke and Stroke Risk- Results Based on 655,552 Individuals
2018 11月 中国
家族歴は脳卒中リスクのおおきな要因の1つである。2004年のメタアナリシスでは家族歴があると脳卒中リスクが30%高くなることはあきらかになった。
その家族の内訳が父方、母方、兄弟でどれがいちばんハイリスクなのかについては調査により結論がことなっている。
そこでこれまでの研究をまとめてみたそうな。
1990-2017の関係する研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、
次のようになった。
・被験者655552人を含む16の研究がみつかった。父方、母方、兄弟の脳卒中歴があるといずれも脳卒中リスクは高くなりそれぞれのあきらかな差は認められなかった、
・年齢、性別、他の関連要因で調整した脳卒中相対リスクは、父方で1.40、母方が1.36、兄弟1.44だった。
・コホート研究に限定して解析すると、相対リスクはそれぞれ、1.33、1.28、1.24で、
・サンプル数のおおきな研究に限定すると、それぞれ、1.30、1.30、1.26となった。
というおはなし。
感想:
じぶんは maternal history が豊富。