元
Cardiovascular Disease Disparities in Sexual Minority Adults- An Examination of the Behavioral Risk Factor Surveillance System (2014-2016)
2018 11月 アメリカ
レズビアン、ゲイ、バイセクシュアルといった性的少数者について関心が高まっている。
彼ら性的少数者と脳卒中など心血管疾患との関連についての研究はすくないのでくわしくしらべてみたそうな。
アメリカでの 電話による大規模な健康行動調査(Behavioral Risk Factor Surveillance System)の40万人近くのデータをつかって解析したところ、
次のことがわかった。
・男性はゲイが2.2% バイセクシュアルは1.5%で、女性はレズビアンが1.3%、バイセクシュアルが2.4% いた。
・性的少数者の男性は強い精神的ストレスやうつの率が高かった。
・異性愛者にくらべ ゲイの男性は現在喫煙者がおおく、肥満はすくなかった。
・性的少数者の女性の場合、強い精神的ストレス、うつ、現在喫煙、大酒飲み、肥満 がおおく、身体活動レベルは高かった。
・レズビアン女性は心臓発作はすくなく、バイセクシュアル女性には脳卒中がおおかった。
性的少数者の心血管疾患リスクは女性におおく、とくにバイセクシュアルの女性は脳卒中になりやすかった、
というおはなし。
感想:
LGBTをみとめることが進歩的とするさいきんの風潮にはどうしてもなじめない。