元
Impact of Ischemic Lesion Location on the mRS Score in Patients with Ischemic Stroke- A Voxel-Based Approach
2018 10月 ドイツ
これまで脳梗塞の予後の良し悪しはCT画像上での梗塞のおおきさから推定されてきた。
とうぜん梗塞の位置も関係しているはずなので、最新の画像解析法である "ボクセル単位の病変と症状のマッピング" (Voxel-based lesion-symptom mapping:VLSM)をつかってくわしくしらべてみたそうな。
オランダの平均年齢63の脳梗塞患者216人を対象とした臨床試験データを用いて、
CT画像上の病変と、3ヶ月後の生活自立度 mRSスコアとの関連をVLSM解析したところ、
次のことがわかった。
・年齢、性別、梗塞体積を考慮に入れると、機能回復の不良状態と特に関係の深い損傷位置は、
・左脳半球の皮質下深部の脳室周辺で、内包に隣接する領域だった。(下図)
脳卒中患者の機能回復予測には損傷の位置が重要で、とくに左脳皮質下の白質繊維へのダメージがおおきく影響すると考えられた、
というおはなし。
感想:
じぶんの画像と見比べてみるといい。
いっぽう、犬は右脳がやられるとダメなんよ。
右脳梗塞の犬は余命が極端に短いことが判明!(∪^ω^) わんわん