元
Prevalence of dyspnea after stroke- a telephone-based survey
2018 9月 ブラジル
脳卒中の影響は上下肢の麻痺以外に呼吸器系にもおよぶと考えられる。換気機能、呼吸筋、横隔膜の活動低下は呼吸困難(dyspnea)を生じることがある。
そこで、脳卒中患者で呼吸困難がどのていどおきているものか、くわしくしらべてみたそうな。
脳卒中を経験した285人に電話インタビューしたところ、
次のことがわかった。
・124人(44%)が脳卒中後に呼吸困難を経験した。
・そのうちの半数は重度の呼吸困難だった。
・呼吸困難はそのおよそ半数の社会参加をさまたげていた。
脳卒中後の呼吸困難体験はめずらしくなく、患者の社会参加におおきく影響していた、
というおはなし。
感想:
まったく実感ないけど、ときどき耳にするので関心をもった。