元
Elucidating the Improvement in Vascular Endothelial Function from Sakurajima Daikon and Its Mechanism of Action- A ComparativeStudy with Raphanus sativus
2018 8月 日本
血管は外膜 中膜 内膜の3層構造になっていて内膜にある血管内皮細胞が一酸化窒素NOを介して血管の収縮 拡張をコントロールしている。
つよい酸化ストレスが加わると血管内皮細胞のNO産生能力が弱くなり脳卒中などにつながると考えられている。
大根には抗酸化 抗高血圧 抗血栓作用が報告されていることから、世界最大としてギネス記録にある「桜島大根」について血管に作用するそれらの効果とメカニズムをしらべてみたそうな。
人とブタの血管内皮細胞を桜島大根の抽出液に曝し、青首大根のそれと比較したところ、
次のことがわかった。
・桜島大根では一酸化窒素の産生が青首大根よりも大きくなった。
・このはたらきにはトリゴネリン (trigonelline)という成分が関わっていた。
桜島大根には血管内皮細胞の一酸化窒素産生能力を改善する効果が他の大根よりも強く、そこにはトリゴネリンが関わっていた、
というおはなし。
感想:
ニュース記事がいくつかでてたので関心をもった。
鹿児島県民はさぞ脳卒中フリーかとおもいきや、
厚労省のページみると、脳卒中率は3位、高血圧は1位、、、\(^o^)/