元
Effect of turning direction on Timed Up and Go test results in stroke patients
2018 7月 韓国
脳卒中で片麻痺の患者では 歩行中の方向転換動作で転倒リスクが高くなる。
タイムアップアンドゴー(TUG)テストは方向転換動作をふくむため歩行能力にくわえバランス能力の評価にも用いられている。
そこで方向転換の際に麻痺している側と健常な側のどちらに廻り込むのがたやすいのか、TUGテストでしらべてみたそうな。
脳卒中で片麻痺の患者113人について、
TUGテストを行い方向転換時の廻り込む方向べつにタイムを測定した。
また10メートルテストで歩行スピード別にグループをわけ、TUGテストとの関連も解析した。
次のことがわかった。
・TUGテストのタイムは、健常側に廻り込んだときに長く(17.52秒)、麻痺脚を軸に廻り込むときに短かった(17.10秒)。
・10メートルテストで歩行速度別に分類したグループ間でのTUGテストの有意な差はみられなかった。
脳卒中患者はタイムアップアンドゴーテストで方向転換時に廻り込む向きでタイムが異なった。麻痺側に廻り込むときにわずかに早かった、
というおはなし。
感想:
微妙な差すぎて記事にするのをためらったけど、暑くてどうでもよくなった。