元
The regularity of orthosis use and the reasons for disuse in stroke patients
2018 6月 トルコ
下肢装具は脳卒中患者の歩行リハビリによく用いられる。
下肢装具の使用頻度と使わなくなった理由についてくわしくしらべてみたそうな。
リハビリ病院から退院して6ヶ月以内の 亜急性期脳卒中で下肢装具の処置を受けた男女64人について調査したところ、
次のことがわかった。
・短下肢装具が84.4%、長下肢装具が15.6% 。
・毎日使用が59.4%、週に数回10.9%、まったく使わない29.7% だった。
・使用しない理由は多い順に、 もはやひつようない>面倒くさい>窮屈>役に立たない>使うチャンスがない、、、などだった。
・装具の使用期間や関節可動域、痙縮度、歩行能力などは使用頻度と関連がなかった。
退院して間もない下肢装具利用者の29%が使用をやめていた。その理由は、必要ない、面倒くさい、窮屈、といったものだった、
というおはなし。
感想:
車椅子とおなじで 恩恵をうける人ほど使ってはいけないジレンマがある。役に立たないぐらいがちょうどいい。