元
Marital status and risk of cardiovascular diseases: a systematic review and meta-analysis
2018 6月 イギリス
脳卒中など心血管疾患のリスク要因として 高血圧や喫煙、糖尿病といったもののほかに「結婚ステイタス」が考えられる。
心筋梗塞や脳卒中の予後は 結婚している患者で良いことが報告されているが、将来の心血管疾患リスクとしての結婚ステイタスには一致した見解が得られていない。
そこでこれまでの研究をメタ解析してみたそうな。
結婚ステイタスと心血管疾患にかんするこれまでの研究を厳選し データを統合 再解析したところ、
次のことがわかった。
・被験者200万人を含む34の研究が見つかった。
・非婚者の心血管疾患リスクは配偶者がいる者の1.42倍で、
・冠動脈疾患や脳卒中による死亡リスクもあきらかに高かった。
・同様に離婚者では冠動脈疾患リスクが高く、
・パートナーと死別した者については脳卒中リスクのみが高かった。
結婚ステイタスは脳卒中など心血管疾患のなりやすさとその予後に影響していた、
というおはなし。
感想:
これ↓思い出した。
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