元
Association of Fast‐Food and Full‐Service Restaurant Densities With Mortality From Cardiovascular Disease and Stroke, and the Prevalence of Diabetes Mellitus
2018 5月 アメリカ
ファーストフードは高カロリーで 脂肪 砂糖 塩がおおく含まれ、ビタミンやミネラルといった栄養素に乏しい。
頻繁なファーストフード店の利用が肥満をもたらし やがて脳卒中などの心血管疾患を招くというシナリオが考えられるが、これまでの研究結果はかならずしもそれと一致しない。
そこで、地域の人口あたりのファーストフード店密度と脳卒中など心血管疾患死亡率との関連を詳しくしらべてみたそうな。
アメリカのCDCと農務省が公開しているデータをもちいて解析したところ、
次のことがわかった。
・ファーストフード店密度は脳卒中や心血管疾患の死亡率とあきらかな正の相関があった。
・これが因果関係にあるとしてもその影響はわずかなもので、地域でファーストフード店があらたに10店舗開業したとき55年間に1人の脳卒中死亡者が増えるという程度だった。
地域のファーストフード店密度が高くなると脳卒中死亡リスクは上昇した。しかしその影響はごくわずかなものだった、
というおはなし。
感想:
ファーストフードがすべて劣悪ではないし、たくさん店があったからといって全店巡るわけでもない。
日本の誇るファーストフード店「立ち食いそば屋」を近所につくってほしい。コストとクオリティのバランスがどの側面からみても絶妙だと思うんだ。
日本人の脳卒中死はラーメン屋のせい