元
Nut consumption and incidence of seven cardiovascular diseases.
2018 4月 スウェーデン
これまでの研究からナッツ摂取が心血管疾患死亡リスクと逆相関にあることがわかっている。
しかし心血管疾患の個々の種類(心筋梗塞、心不全、心房細動、腹部大動脈瘤、大動脈弁狭窄症、脳梗塞、脳内出血)との関連はよくわかっていないので大規模にしらべてみたそうな。
スウェーデンの食事頻度摂取調査を行った61364人を17年間フォローした結果、
次のことがわかった。
・ナッツ摂取は心筋梗塞、心不全、心房細動、腹部大動脈瘤リスクと逆相関にあったが、
・複数の関連要因で調整すると、心房細動との線形関係と 心不全との非線形関係のみがのこった。
・ナッツ摂取頻度が高くなるにしたがい心房細動リスクは0.97→0.82倍に低下した。いっぽう心不全リスクはナッツをほどほどに摂ったときにいちばん低かった。
ナッツ摂取もしくはその関連行動が 心房細動と心不全リスクの低下と相関していた、
というおはなし。
感想:
ナッツを週3回以上食べると心房細動リスクが18%低下するんだって。
たぶんピーナッツでもいいとおもう。
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