元
Spontaneous Intracerebral Hemorrhage in a Plateau Area: A Study Based on the Tibetan Population
2018 5月 中国
チベット高原は世界の屋根と呼ばれ、大気圧と酸素レベルは平地よりも3割以上低い。チベット自治区の人口の96-98%はチベット民族である。
チベット民族の脳卒中には脳内出血が非常におおく7割以上を占める。その特徴を詳しくしらべてみたそうな。
2013-2017の特発性脳内出血患者について四川大学の記録を解析したところ、
次のことがわかった。
・チベット民族122人、漢民族927人の記録がみつかった。
・漢民族にくらべチベット民族はあきらかに、
男性がおおく、過体重がおおく、喫煙率が高く、ヘモグロビン濃度が高く、高血圧や糖尿病 脳出血歴のある患者がおおかった。
・チベット民族の患者は脳幹出血がおおく血腫拡大による合併症のリスクが高かった。
・6ヶ月間のフォロー期間中 チベット民族の患者は高率で回復不良だった。
チベット民族の脳内出血には漢民族とあきらかに異なる特徴があった。チベット民族というだけで脳内出血は回復不良だった、
というおはなし。
感想:
仏教の聖地だからみなつつましく暮らしているのかとおもったけど「タバコを吸う太り過ぎで糖尿病の高血圧」って自暴自棄感がすごい。
きっと中国の圧政でストレス溜まってるから脳血管がキレるんだろね。
チベット住人はキレやすいという科学的根拠