元
Intracerebral hemorrhage and sleep-disordered breathing
2018 5月 アメリカ
脳卒中のあと 睡眠中に高頻度に低呼吸や無呼吸になる「睡眠呼吸障害」はめずらしくない。しかし脳内出血と睡眠呼吸障害との関連についての質の高い研究はほとんどないのでしらべてみたそうな。
平均年齢68、脳内出血のメキシコ系アメリカ人と白人の患者298人について、
発症後の呼吸イベント指数測定と、
発症前についての睡眠アンケートから
睡眠呼吸障害の有病率を推定したところ、
次のようになった。
・脳内出血から11日前後での睡眠呼吸障害は46.8%にみられた。この率は人種で差はなかった。
・脳内出血まえは36.6%が睡眠呼吸障害の高リスク群と考えられた。この率も人種で差はなかった。
脳内出血のあとおよそ半数の患者で睡眠呼吸障害が確認できた。また脳内出血まえは3分1が睡眠呼吸障害の高リスク群と推定された、
というおはなし。
感想:
いびき録音アプリがあと10年早く普及していたら、ことの重大さに気づけていたかもしれない。
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