元
Dietary Intake of Alpha-Linolenic Acid Is Not Appreciably Associated with the Risk of Ischemic Stroke among Middle-Aged Danish Men and Women
2018 5月 デンマーク
αリノレン酸はシソ油、エゴマ油、アマニ油におおくふくまれる 体内で合成できない必須脂肪酸である。炎症やアテローム、不整脈を抑えるといった効果が報告されている。
心血管疾患との関連についての研究のおおくは冠動脈疾患が主で、脳梗塞についての調査はほとんどない。
そこで、αリノレン酸の摂取量と脳梗塞リスクとの関連を大規模にしらべてみたそうな。
50-64歳のデンマークの男女57053人の食事調査を行いαリノレン酸の摂取量を推定した。
脳梗塞の発生を13.5年間フォローしたところ、
次のようになった。
・この間に1859件の脳梗塞があった。
・食事から摂るαリノレン酸の量と脳梗塞リスクとのあいだにあきらかな関連はみられなかった。
・脳梗塞の種類(アテローム血栓性、小血管閉塞、心原性)別にみても関連はみられなかった。
食事から摂るαリノレン酸は脳梗塞の発生とあきらかな関連はなかった、
というおはなし。
感想:
αリノレン酸はDHAのもとになるから脳卒中になったあとに効くんだよね。
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