元
Warm-needle moxibustion for spasticity after stroke: A systematic review of randomized controlled trials.
2018 3月 中国
「温鍼灸療法」はツボに刺した針の末端にモグサを据えて燃やし 針をとおして熱を伝える治療法であり、近年とくに脳卒中の痙縮治療効果で注目があつまっている。
これを検証するべくこれまでの研究をシステマチックレビューしてみたそうな。
世界中のデータベースから関係する信頼度の高い研究を厳選し データを統合 再解析したところ、
次のことがわかった。
・被験者878人を含む12のランダム化比較試験がみつかった。
・痙縮をやわらげ運動機能の回復を促す点で温鍼灸療法は電気鍼や通常の鍼よりすぐれていた。
・日常生活動作への影響は 温鍼灸療法が電気鍼よりもすぐれていたが、
・通常の鍼との差はなかった。
温鍼灸療法は脳卒中患者の痙縮をやわらげ運動機能や日常生活動作を改善する点で他の鍼灸より期待できるかも、、
というおはなし。
感想:
不用意に動くと針からモグサが落ちて とても熱い思いをすることになりそう、
とおもったけどこぼれないようになってるんだな。