元
Population-Based Assessment of the Long-Term Risk of Seizures in Survivors of Stroke
2018 4月 アメリカ
脳卒中の急性期にけいれん発作がおきやすいことはよく知られているが、長期的にはよくわかっていない。
そこで脳卒中から退院したのちの 長期のけいれん発作の有無を脳卒中の種類別にしらべてみたそうな。
カルフォルニアとニューヨークの2005-2013の脳卒中患者777276人の医療記録を解析したところ、
次のことがわかった。
・脳卒中経験者のけいれん発作率は年間1.68%で、8年間では9.27%だった。
・一般人のけいれん発作率は年間0.15%で、8年間だと1.21%だった。
・脳卒中経験者のけいれん発作は、65歳未満、非白人、脳内出血やくも膜下出血でおおかった。
脳卒中患者はその後の10年でおよそ10%がけいれん発作をおこす。脳出血、非白人、若年が関連リスクだった、
というおはなし。
感想:
けいれん発作がなんども繰り返されるようになるとてんかんに昇格する。
もっとおおいかとおもってた。