元
Effects of Mind-Body Exercises for Mood and Functional Capabilities in Patients with Stroke: An Analytical Review of Randomized Controlled Trials.
2018 4月 中国
脳卒中患者のおよそ3分の1は日常生活動作に困難を生じる。
理学療法などいくつものリハビリ方法が提案されてはいるがコストや時間を浪費するばかりで成果があがらない。
さらに脳卒中患者はうつ 不安 睡眠障害といったメンタルヘルスの問題も抱えがちである。
きんねん太極拳や気功 ヨガといった "心身運動"(Mental Body exercise)が ゆっくりとした動作と筋肉ストレッチ リラクゼーション 呼吸法 集中力 の訓練を低コストかつ楽に実践することができるものとして とても人気がでてきている。
そこで脳卒中リハビリでの心身運動の効果を検証するべくメタアナリシスをおこなったそうな。
データベースからこれまでの関係する研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、
次のことがわかった。
・16のランダム化比較試験がみつかった。
・心身運動で日常生活動作と移動能力があきらかに改善し、うつレベルも低下した。
心身運動をリハビリメニューに加えることで脳卒中患者のうつ 日常生活動作 移動能力を改善できそうである、、
というおはなし。
感想:
太極拳とかヨガにはながい伝統があるぶん情報が豊富で、あるべき状況をイメージしやすい。
いっぽう、、
日本の理学療法士はどういう根拠に基づいて仕事をしているのか?