元
Why do stroke survivors not receive recommended amounts of active therapy? Findings from the ReAcT study, a mixed-methods case-study evaluation in eight stroke units.
2018 3月 イギリス
脳卒中の上肢リハビリ訓練量と回復度には用量関係がないことがさいきん次々とあきらかになってきてはいるが、 a b
イギリスの脳卒中リハビリ・ガイドラインでは 1日あたり少なくとも通算45分間の実訓練が必要である とされている。
しかし患者のおおくが必要な訓練量に達しておらず問題となっている。
その原因をくわしくしらべてみたそうな。
異なる地域のリハビリ関連病院 8施設での脳卒中患者77人、介護者53人、医療スタッフ197人の活動内容を第三者視点で詳細に観察し、その多くに面談も行ったところ、
次のことがわかった。
・433回のセッションを含む計1000時間あまりの観察をおこなった。
・セラピーで患者の実動時間に影響するもっともおおきな要因は、療法士の患者以外の関係者との情報交換に要する時間だった。
・疲労や遅刻などの患者要因も訓練量に影響していた。
・患者ごとに作成した予定表が院内でうまく機能していなかった。
・療法士の専門資格や経験レベルのちがいがセラピー内容に反映していなかった。
・適切な訓練強度や頻度についてエビデンスを理解できている療法士がほとんどいなかった。
セラピーの時間が療法士自身の情報交換作業に使われていた。準備の効率化や他部署との連携および療法士の再教育が必要だろう、
というおはなし。
感想:
日本とおなじなんだな、、、
これ↓思い出したよ。
日本の理学療法士はどういう根拠に基づいて仕事をしているのか?