元
Quantitative data analysis of perceived barriers and motivators to physical activity in stroke survivors.
2018 2月 イギリス
脳卒中患者が積極的に身体を動かすことの健康上のメリットはたくさんあるにもかかわらず、彼らはなかなか運動しようとしない。
どのような思いが運動をうながし また障壁となっているのかしらべてみたそうな。
退院前でなんとか歩行ができる脳卒中患者50人について、
運動の動機づけになる考え9つと、
障壁になる考え4つ(調子がわるい、疲れすぎ、怪我したくない、障害がある)
についてどれくらい当てはまるかを3段階で評価させた。
次のことがわかった。
・「運動は健康に良い」が68%に共通したもっとも動機になる考えだった。
・「疲れすぎ」が48%に共通する運動をしない理由だった。
・自己効力感は68%の患者でほぼ最高レベルにあり、
・84%の患者は「もっと歩こう」と決意していた。
おおくの患者が身体活動の高まりを意識していたが、疲労感が最大の障壁となっていた、
というおはなし。
感想:
この疲労感は脳卒中のほとんどを占める軽症患者にも共通した最大級のもんだいで、しかも有効なたいさくがない。