元
Seasonal variation of admission severity and outcomes in ischemic stroke - a consecutive hospital-based stroke registry.
2018 1月 中国
脳卒中は季節ごとの気温や気圧 湿度などの違いに影響をうけることが知られている。
そこで、脳梗塞の発症した季節と重症度および回復度との関連をしらべてみたそうな。
2014年の脳梗塞患者1039人の記録から発症時の季節ごとに患者をわけて解析したところ、
次のことがわかった。
・春と冬の患者に心原性の脳梗塞がおおかった。
・入院時の重症度は春がもっとも高く、
・90日後の回復不良率は春の発症患者が41%、夏25%、秋34%、冬40%だった。
・夏と比べると重症度は春が1.76倍、冬1.53倍高く、
・回復の悪さは春が2.30倍、冬2,09倍だった。
脳梗塞の発症季節は重症度と回復度に関連していた。とくに春と冬に発症した患者は症状が重く回復もよくなかった、
というおはなし。
感想:
春がワーストの理由として、気温変動の激しさやインフルエンザ流行からの塞栓症の可能性をあげている。
なるほど立春とは名ばかりで、
10数年ぶりのひどい風邪をひいてしまい 昨日おとといは食事もとらず寝込んでいた。
ブログの更新が危ぶまれたがなんとかのりきった。