元
Differences in stroke and ischemic heart disease mortality by occupation and industry among Japanese working-aged men.
2016 12月 日本
職種や業種は脳卒中や虚血性心疾患リスクの1つと考えることができる。厚生労働省の統計では年間の労災認定数は脳卒中がおよそ400件(22%が死亡)、虚血性心疾患が250件(65%が死亡)とある。
そこで脳卒中や虚血性心疾患での死亡リスクの高い職種、業種をしらべてみたそうな。
厚生労働省のデータベースをつかって2010年の25-59歳の男性2300万人について、
販売員(職種)、卸売 小売業(業種) を基準としたときの脳卒中、虚血性心疾患での死亡リスクを解析したところ、
次のことがわかった、
・脳卒中の死亡は2298件、虚血性心疾患での死亡は2767件あった。
・リスクの高い職種は サービスや経営 管理者で、業種では 農業、漁業、建設業、採掘業、電力、ガス、運輸などだった。
サービスや経営 管理に携わる者と 一次二次産業の労働者に脳卒中や虚血性心疾患のリスクが高かった、
というおはなし。
感想:
なるほどホワイトカラーのサラリーマンがいちばんぬるいってことか。