元
Working before and after stroke is good for brain health
2018 1月 イスラエル
軽症の脳卒中であってもその前後での就労状況が2年後の認知機能の低下に関連するという、
先週の国際脳卒中学会 in ロスアンゼルスでの報告。
労働可能年齢の軽い脳卒中またはTIAの患者252人について発症から2年後までフォローしたところ、
次のことがわかった。
・発症前に無職だった患者は2年後の認知障害の可能性が 職に就いていた者の3倍以上で、
・さらに彼らは神経障害やうつ症状が重く、炎症反応も高かった。
・画像解析によると無職だった患者は脳皮質厚と白質体積が減少していた。
・また糖尿病や高血圧にもなりやすかった。
・ちなみに2年間に4.4%が死亡し、8.9%で認知障害が見られた。
・復職できた患者の認知障害リスクは低かった。
軽症脳卒中であっても無職であること自体が認知障害や死亡のリスクになる。とにかく働け、
というおはなし。
感想:
無職くらいで脳の体積が減るとか ホントかよ?と思う。
働いていた軽症脳卒中患者は回復に不満が少ない