元
Determinants of Informal Care, Burden, and Risk of Burnout in Caregivers of Stroke Survivors
2017 11月 スペイン
脳卒中は患者のみならずその近親者の生活の質にもおおきな影響をあたえる。
近親者による無給の介護はさいきんまで注目されることが少なかった。その研究のおおくは医療コストの社会経済的視点のものがおおかった。
そこで無給介護と介護者の燃え尽きリスク要因について詳しくしらべてみたそうな。
複数施設の脳卒中患者321人について、発症から3,12ヶ月後の介護状況を調査した。介護者の負担度は Zarit介護負担尺度 をもちいた。
次のことがわかった。
・脳卒中患者の80%は3,12ヶ月時点で無給介護を受けていた。
・3ヶ月時点では40%以上が主介護者以外の介護者も必要としていた。
・無給介護は患者の脳卒中重症度と健康関連QoLと関連があり、
・介護者の燃え尽きリスクは 1)介護時間、2)患者の健康関連QoL、3)退院時の重症度、4)心房細動、5)要介護度、に関連していた。
脳卒中患者の近親者による無給介護の頻度と 介護者の燃え尽きリスクの要因がわかった、
というおはなし。
感想:
一見あたりまえの話なんだけど、心房細動(Atrial Fibrillation)がすごい負担になってるってとこが面白い。AFだと どうやっかいなのか?