元
Overwork accelerates thrombotic reaction: implications for the pathogenesis of Karoshi.
2017 12月 日本
労働時間が長くなると脳卒中リスクが高くなることがさいきんの研究であきらかになった。
しかしそのメカニズムはよくわかっていない。
ストレスからの血栓形成のプロセスが考えられるので、血液の凝固 溶解にかかる時間の変化を測定して検証してみたそうな。
健康な研修医46人について、
休日の早朝と 救命室での夜勤明けの血液サンプルをとり、"global thrombosis test"(GTT)をおこない血栓形成までの時間 occlusion time (OT)と、血栓溶解までの時間 lysis time (LT)を測定した。
次のようになった。
・休日にくらべ夜勤日の睡眠時間は 2.3 vs. 6.0h で明らかに短かった。
・夜勤明けのOTは休日にくらべ明らかに短くなり(310→284s)、LTは延長した(1470→1547s)。
過労により血栓形成反応が促された。これが過労死メカニズムの1つではないか、、、
というおはなし。
感想:
出血はどういうメカニズムなのかね。
長時間労働と脳卒中との関係
脳卒中になりやすい労働時間がわかった ランセット誌