元
Distinguishing Characteristics of Headache in Nontraumatic Subarachnoid Hemorrhage.
2017 11月 アメリカ
くも膜下出血は入院まえに半数の患者が死亡するといわれている。
その主な症状ははげしい頭痛であるが、頭痛はおおくのばあい良性であるため くも膜下出血が見過ごされることがある。
くも膜下出血の頭痛は「雷鳴頭痛」ともよばれるが その詳しい研究はないのでしらべてみたそうな。
頭痛で救急外来を訪れた患者158人に面談したところ、
次のことがわかった。
・このうち20人がくも膜下出血で138人はそうではなかった。
・後頭部の頭痛は 55% vs. 22% でくも膜下出血グループがおおく、
・刺すような痛みも 35% vs. 5% でくも膜下出血でおおかった。
・くも膜下出血には髄膜症の症状 80% vs. 42% を持つ者がおおかったが、
・前兆的な頭痛は 50% vs. 83% で非くも膜下出血グループでおおかった。
・さらに 頭痛発症からピークまでの時間が1秒未満は 65% vs. 10% でくも膜下出血がおおかった。
くも膜下出血の頭痛では、1秒足らずで痛みのピークがあり、後頭部への刺すような痛みが特徴的だった、
というおはなし。
感想:
1秒未満でピークがくるのか、、、まさに雷鳴だな。
くも膜下出血の頭痛は最短何時間で消えるのか?
くも膜下出血の頭痛の強さ 傾向と対策