元
Vision In Stroke cohort: Profile overview of visual impairment
2017 10月 イギリス
脳卒中のあと65%の患者がなんらかの視覚障害を経験するという。
これら視覚障害は、視力低下、視野欠損、眼球運動障害、視知覚障害のおおきく4つに分類できる。
それぞれどのくらいの割合なのか しらべてみたそうな。
20の病院の脳卒中患者1345人にアンケートして、視覚障害の疑われる915人についてくわしい検査を行ったところ、
次のことがわかった。
・8%は正常で92%に視覚障害が確認できた。
・24%は視力0.5未満、13.5%が視力0.3未満だった。
・斜視が16%、眼球運動障害が68%だった。
・同名半盲など視野欠損が52%あった。
・視覚不注意は15%、4.6%が視知覚障害だった。
・84%が視界不良、読字困難、複視をうったえていた。
・これら視覚障害には めがねの新調、プリズムめがね、タイポスコープ、片目遮蔽などの対応策がとられていた。
脳卒中後の視覚障害はめずらしくなく さまざまな種類があり、おのおの対応策があった。すべての脳卒中患者が視覚検査を受けるべきだろう、
というおはなし。
感想:
脳卒中やってから まいとし日が短くなってくると実感するのが、夕方の薄暗くなってきたときのコントラストの弱さ。車運転しててこわい。