元
Adherence to Antihypertensive Medications and Stroke Risk: A Dose-Response Meta-Analysis.
2017 7月 中国
高血圧は脳卒中のおもな要因の1つで、薬物治療が可能である。
降圧薬の服薬順守率が低いと脳卒中や再発のリスクが高くなると考えられているが、そうでないとする報告も少なくない。
そこで、これまでの研究成果をまとめて降圧薬の順守率と脳卒中リスクとの関連を検証しなおしてみたそうな。
関係する過去の研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、
次のことがわかった。
・被験者1356188人を含む18の研究が見つかった。
・調査期間に対する服薬した日数の割合(%)を順守率としたとき、順守率が高いと脳卒中リスクはあきらかに低かった。
・脳梗塞と脳出血で分けても同様のリスク低下が得られた。
・致死性、非致死性の脳卒中についてもリスクはおおきく下がった。
・服薬順守率が20%高くなるごとに脳卒中リスクが9%低下する用量関係が見られた。
降圧薬の服薬順守率が高くなるほど高血圧患者の脳卒中リスクは低下した、
というおはなし。
感想:
副作用の頻尿がひどかったので 2015の元日に降圧薬を断った。おもいきってやめてよかったと思ってる。