元
Accelerometer-Determined Physical Activity and All-Cause Mortality in a National Prospective Cohort Study of Adults Post-Acute Stroke.
2017 7月 アメリカ
脳卒中は虚血性心疾患に次ぐ世界第2位の死亡原因である。また 50歳以前に脳卒中になった男女の半数以上がその後8年間に死亡している。
運動不足が脳卒中の主な要因でもあることから、脳卒中経験者の日々の身体を動かしている時間を加速度計で客観的に測定し、死亡率との関連をしらべてみたそうな。
脳卒中経験者184人について加速度計を4日間装着させて1日あたりの身体を動かしている時間(分)を推定した。
そして6年前後フォローしたところ、
次のようになった。
・この間に53人が死亡した。
・身体を動かしている時間が1日あたり60分間増えると総死亡率が28%低下した。
脳卒中経験者は身体を動かしている時間が長いほど死亡する可能性が低下した、
というおはなし。
感想:
「運動不足」ってあまりにもシンプルすぎて見過ごされてしまうけど、じつはいちばんの問題なんだな。
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