元
Dietary intake of antioxidant vitamins and risk of stroke: the Japan Public Health Center-based Prospective Study.
2017 7月 日本
抗酸化作用をもつビタミン(α,βカロテン、ビタミンC,E)は脳卒中など心血管疾患の予防効果が期待されてはいるものの肯定する報告はおおくない。
日本人を対象に これを大規模にたしかめてみたそうな。
45-74歳の82044人について、1995に食事調査を行い2009までフォローしたところ、
次のことがわかった。
・この間に3541の脳卒中(うち2138は脳梗塞)があった。
・全体として 食事から摂るαカロテン、βカロテン、ビタミンC、ビタミンEと脳卒中発生率には相関はなかった。
・しかし現在喫煙者をわけて解析したところ、非喫煙者でビタミンCを多く摂る者の脳卒中発生率は0.81倍になり、
・さらに脳梗塞に限定すると0.76倍になった。
ビタミンCを食事から多く摂る非喫煙者は脳卒中になりにくかった、
というおはなし。
感想:
喫煙するとビタミンCを大量に消費してしまって 脳卒中予防にまでまわらないんだって。
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