元
Are patients with hemiplegic stroke really walking with a cane fitted at the greater trochanter?
2017 6月 韓国
脳卒中の片麻痺患者に必要とされる杖の長さは、ふつうの高齢者がつかう杖の長さとは異なると考えられる。
過去のいくつかの研究から大腿骨の外側の突起したでっぱり部分である「大転子」または手首の「近位手根線」から床までの長さが適当である、とも言われている。
明確なガイドラインがないなかで 実際にはどの程度の長さの杖が使われているのかしらべてみたそうな。
脳卒中で片麻痺かつ歩行に杖が必要な患者116人について調査したところ、
次のことがわかった。
・床から大転子までの長さよりも2cm以上長い杖を使うケースがもっとも多かった。
・杖の長さは性別、年齢、脳卒中からの時間、脳梗塞と脳出血、麻痺側、杖の支持点数、によらなかった。
・1点支持杖の67%、4点支持の79%が大転子よりも長い杖を使っていた。
おおくの脳卒中片麻痺患者は、これまで適当と考えられていたよりも長い杖を使用していた、
というおはなし。
感想:
入院中は仕込杖を手に入れることを真剣に考えてたよ。
片麻痺の歩行リハビリに適した杖の長さが判明